年度年度计画自己点検评価报告书処理番号付.pdfVIP

平成 19年度年度計画（自己点検評価報告書処理番号付） 報告書処理番号 19 年度計画 平成 19年度独立行政法人国立文化財機構に係る年度計画 独立行政法人通則法（平成十一年法律第百三号）第三十一条の規定により、平成１９年４月１日付け１９庁財第４号 で認可を受けた独立行政法人国立文化財機構中期計画に基づき、平成１９年度の業務運営に関する計画を次のとおり定 める。 Ⅰ 国民に対して提供するサービスその他業務の質の向上に関する目標を達成するためにとるべき措置 １ 歴史・伝統文化の保存と継承の中心的拠点としての収蔵品の整備と、次代への継承 0101-0104 (1)-1 適時適切な収集 各館の収集方針に沿って、鑑査会議等で収集案を作成し、外部有識者からなる買取協議会の意見を踏まえて収集 する。また、文化財の散逸や海外流出を防ぐため、内外の研究者、学芸員、古美術商等との連携を図り、迅速かつ 的確な情報収集にも努め、それらを収集活動に効果的に反映していくよう取り計らう。 0101 （東京国立博物館） 日本を中心として広く東洋諸地域の文化の体系的陳列を目指し、絵画、書跡、彫刻、工芸、考古、歴史資料の 中から重点的に購入する。 0102 （京都国立博物館） 京都文化を中心とした絵画、彫刻、書跡、陶磁器、染織品、漆工芸品、金工品、考古資料、歴史資料の中から 重点的に購入する。 0103 （奈良国立博物館） 仏画、仏像、経典・仏教関係書跡等、仏教工芸、仏教考古資料の中から重点的に購入する。 0104 （九州国立博物館） 日本とアジア諸国との文化交流を中心とした美術、考古及び歴史・民族資料等の中から重点的に購入する。 0201-0204 (1)-2 寄贈・寄託品の受け入れ及びその積極的活用 寄贈品及び寄託品の受け入れについては、文化庁とも連携を図り、登録美術品制度の活用や、相続税の猶予措置 の創設を手始めとする税制面での環境整備を進めるなど、積極的に働きかける。 0201 （東京国立博物館） 平常展に必要な文化財の寄贈を受け入れる。併せて、継続的寄託及び新規寄託に努力し、寄託品数 2,400件を 目標とする。 0202 （京都国立博物館） 平常展に必要な文化財の寄贈を受け入れる。併せて、継続的寄託及び新規寄託に努力し、寄託品数 6,000件を 目標とする。 0203 （奈良国立博物館） 平常展に必要な文化財の寄贈を受け入れる。併せて、継続的寄託及び新規寄託に努力し、寄託品数 1,960件を 目標とする。 0204 （九州国立博物館） 文化交流展示に必要な文化財の寄贈を受け入れる。併せて、継続的寄託及び新規寄託に努力し、寄託品数350 件を目標とする。 0301-0304 (2)-1 収蔵品の管理・保存 収蔵品の適正な管理に努めるとともに、耐震対策を計画的かつ速やかに実施し、保存・活用のための環境整備を 図る。 0301 （東京国立博物館） 1) 本館収蔵庫の整備計画を作成しつつ、既存収蔵庫のセキュリティ強化、環境改善の工事を実施する。 2) 列品存在確認作業（棚卸）を継続して計画的に実施す