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生物ⅠB学习指导案
理数生物学習指導案
学校名: 沖縄県立球陽高等学校
対象クラス:2年1?2組
実施日時: 12月3日(水)4校時
実施場所: 球陽高等学校 生物教室
授業者: 菊川 章
教科指導員:知名邦子
教科書: 改訂版 高等学校
生物ⅠB(数研出版)
単元名 第2編 生命の連続性
第Ⅰ章 生殖と発生
単元設定の理由
教材観
生物には寿命がある。生殖によって個体をつくり、種族を維持し、連続させている。この章では様々な生殖の方法や発生のしくみ、世代交代のしくみなどを学習し、自然界における生命の連続性について理解させる。
生徒観
本時対象とする2年1?2組は理数科で2学級2展開のクラスである。(男子8名、女子30名、計38名)。2学級合同クラスということで、学級としての協同意識は発展途上であるが、協力して授業や実習に臨む姿勢が徐々に芽生えつつある。
中学校理科の第2分野では、すでに動物や植物の生殖方法について学んでおり、本単元に関する予備知識は充分に持ち合わせていると考えられるが、既習事項の復習も充分に行っていきたい。また、中には抽象的な概念の理解が不得手な生徒もいるので、具体例を交えて理解を助けていかなければならない。
(3)指導観
本単元では、減数分裂や世代交代、発生のしくみなど難解な内容を理解しなければならない。そのため解説は丁寧かつ正確に行い、分かるまで何度も繰り返し説明するなど生徒の理解速度に合せた授業展開をしなければならない。
生殖の方法や世代交代など、事実の羅列に陥りがちな内容に関しては、その事実に進化的な考察を加えたり、クローン技術などといった、マスコミで取り上げられる時事などを取り入れ、興味関心を引き出す工夫が必要である。また、ウニやカエルの発生様式など、立体的な構造を理解させる際には模型や図解に工夫を凝らし、イメージしやすい形で教授する工夫が必要である。
本単元は大学受験においてよく出題されるので、問題演習なども積極的に取り入れ、即戦力を身につけさせなければならないが、その際、暗記だけにとどまらず生物学的な思考を発展させるような工夫をし、科学的な思考力も身につけさせていきたい。
単元の目標
生物が種族を維持し、個体を作り上げる方法、つまり生殖と発生の様子、及びその仕組みについて理解させる。
単元の指導計画
第2編 生命の連続性
第Ⅰ章 生殖と発生(22時間)
生殖の方法(2時間)
生殖細胞の形成と受精(5時間)
世代交代と核相交代(3時間)
1時間目 コケ植物の生活史について
2時間目 シダ植物の生活史について
3時間目 世代交代と核相交代について(本時)
動物の発生(5時間)
動物の発生のしくみ(7時間)
5.本時の指導展開
(1)本時の主題 世代交代と核相交代
(2)本時の指導目標
?植物の世代交代と核相交代について理解させる。
?コケ植物、シダ植物、種子植物の生活史を世代交代の観点から比較?考察させる。
?植物と動物の生活史を比較させることにより、世代交代および核相交代が植物に特有の現象であることを理解させる。
(3)本時の目標行動
G 植物の世代交代と核相交代について植物の陸上生活への適応と関連させて説明できる
(4)下位目標行動
コケ植物?シダ植物?種子植物の世代交代について植物の陸上への適応の歴史と関連させて説明できる。
コケ植物?シダ植物?種子植物の世代交代の様子を胞子体および配偶体を比較しながら説明できる、
種子植物の生活史において、無性世代、有性世代を指摘できる。
コケ植物とシダ植物の世代交代について説明できる。
コケ植物、シダ植物の生活史をnの世代(有性世代)と2nの世代(無性世代)に分けることができる。
⑥R コケ植物、シダ植物、種子植物の生活史について説明できる。
(5)準備物
OHP、プリント、プロジェクター
(6)展開
注)フローチャートの記号
端子 教師の活動 判断
生徒の活動 結合子 補説
時間 授業の流れ 教師の活動 生徒の活動 下位目標行動 評価の観点
導
入
10
分
1. はじめ
2. 復習?発表
確 認
3. 説 明
補説
No
確 認
Yes
4. 回答?発表
補説
No
確 認
Yes
5. 回答?発表
補説
No
確 認
Yes
6. 説 明
補説
No
確 認
Yes
a
a
8. 説 明
1.出席確認
2.復習プリント配
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