机能强化计画要约[地域银行用].pdfVIP

機能強化計画の要約[地域銀行用] １．基本方針 （１）機能強化に向けた取組み 当行は、「お客様第一主義に徹し、最適の金融サービスを提供する」、「企業倫理を遵守し、豊かな地域社会の実現に積極的に貢献する」、「創造性に富み、自由闊達 で人間尊重の企業文化を確立する」の三つを企業理念として掲げております。 この企業理念のもと、平成１５年４月に 「お客様からの強い支持に基づく強靭な企業体質の構築」を基本目標とした「新世紀 第二次中期経営計画」をスタートい たしました。 当行の戦略課題は、収益力を高め、健全性の確保をいかに図っていくかにあります。そこで、「新世紀 第二次中期経営計画」においては、お客様とのリレーション シップを通じて、お客様ニーズに的確に対応した質の高い金融サービスの提供に積極的に取り組んでまいります。その結果として「お客様の信頼」＝「お客様の支持」 を得られ、「収益力強化」が実現するものと考えております。 この中期経営計画の内容は今回「リレーションシップバンキングの機能強化」として、私たち地域金融機関に強く求められていること、すなわち「リレーションシ ップから得られる情報を有効に活用して、収益性の向上、健全性の確保、経営基盤の強化のための自助努力を早急に進める」こと、さらに「適正な対価を求めつつ円 滑な資金供給や付加価値の高いサービスの提供を行っていく」こと等の基本概念と同一の方向性であると考えております。 当行としては、新中期経営計画を推進するとともに、「リレーションシップバンキングの機能強化」に関する金融審議会の考え方を踏まえ、地域経済発展の担い手 として果たすべき使命はどこにあるのかを、今回の機能強化計画の策定にあたり再確認し、今後も引き続き、地域企業、地域経済、地域社会との共存共栄を図りなが ら、健全性の確保、収益性の向上等に取り組んでまいります。 （２）当行の目指す経営の姿 当行は、従来より地域に密着し、長期的なリレーションシップの構築・維持を図りながら、お客様の安定的な資金調達に寄与すべく努力してまいりましたが、地域 経済の厳しい現状等を踏まえれば、地域の中小企業への金融の円滑化、地域経済の活性化のために、一層のリレーションシップバンキングの機能強化を図る必要があ ります。 そのような認識のもと、当行としては「リレーションシップバンキングの機能強化計画」の後記個別項目の計画記載の各施策に取り組むことで、 １．融資審査態勢の強化等による中小企業金融の再生 ２．信用リスクに見合った適正な貸出金利の確保 ３．コンサルティング機能など総合的な金融サービス提供力の向上 ４．適正なコーポレートガバナンスとコンプライアンス態勢の構築 を図りながらリレーションシップバンキングの機能を強化し、平成１６年度までの集中改善期間において、ＲＯＥの向上、ＯＨＲの改善、高水準の自己資本比率の 維持を実現し、収益力と健全性を兼ね備えた、強靭な企業体質を構築していく方針です。 1 ２．アクションプログラムに基づく個別項目の計画 項 目 現 状 具体的な取組み スケジュール 備 考 （計画の詳細） １５年度 １６年度 Ⅰ．中小企業金融の再生に向けた取組み １．創業・新事業支援機能等の強化 （１）業種別担当者の配置等融資審査態勢１．平成１３年１０月、審査管理体制・ １．営業店審査能力向上 １．営業店審査能力格付制度の全店への展 １．営業店審査能力格付制度の全店への展注１）審査的営業活動 の強化 手法の再構築を図る中、信用格付を中 （１）営業店審査能力格付制度(注２)の全 開。 開。 信用リスク管理強化のため、 心とした審査管理体制を構築。 店展開による全店的審査能力の向上。 ２．副担当融資役制度の継続。 ２．副担当融資役制度の継続。 審