家族と幸福实感.PDF

第３章 家族と幸福実感 第３章 家族と幸福実感 57 みえ県民意識調査分析レポート(平成27年度) 第３章 家族と幸福実感 58 みえ県民意識調査分析レポート(平成27年度) 第３章 家族と幸福実感 これまでの調査結果から、家族は県民の幸福実感と密接な関連があることが明らかになってきた ところです。この章では、今回調査で新たに設けた 「介護」に関する質問、「子ども」などの家族 に関する分析を記載しています。 第１節 介護が必要な家族のいる層の意識 １ 全体の状況 介護が必要な家族の有無を質問したところ、「介護の必要な家族がいる」の割合は16.5%で、概ね 。 ６人に１人がご自身も含め家族に介護の必要な方がいると回答しています （図表 3-1-1） 図表3-1-1介護が必要な家族の有無（全体） 介護の必要な家族がいる 介護の必要な家族がいない 不明 平均人数 全体 16.5% 81.0% 人 2.5% 2.5 ２ 年齢別、世帯類型別の特徴 年齢別に見ると、50歳代以上で 「介護の必要な家族がいる」の割合が県平均を上回り、50歳代 及び70歳以上では20％を越えています （図表 3-1-2）。 世帯類型別に見ると、三世代世帯では 「介護の必要な家族がいる」の割合が27.6％で、概ね４ 人に１人がご自身も含め家族に介護の必要な方がいると回答しています （（図表 3-1-3）。 「介護の必要な家族がいる」層のうち、単身世帯及び二人世帯の状況を見ると、家族のうちどち らかが60歳代の二人世帯は29.8％、家族のうちどちらかが70歳代以上の二人世帯は37.6％とな っています （（図表 3-1-4）。 自由記述では、「家族の介護の負担が大きいので、施設への入所を希望しているが、待機者が多 く入所できない」、「別居している親の介護が大変である」などの意見がありました。 図表3-1-2介護の必要な家族がいる割合（年齢別） 0 10 20 30 40 50 20歳代(n=49) 12.2 % 30歳代(n=49) 7.5 40歳代(n=87) 10.4 50歳代(n=189) 20.5 60歳代(n=242) 18.7 70歳以上(n=261) 21.4 59 みえ県民意識調査分析レポート(平成27年度) 第３章 家族と幸福実感 図表3-1-3介護の必要な家族がいる割合（年齢別） 0 10 20 30 40 50 単独世帯(n=61) 13.3 % 一世代世帯(n=182) 12.7 二世代世帯(n=368)