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十三凑遗迹-全国遗迹报告総覧
五所川原市埋蔵文化財調査報告書第30集
十 三 湊 遺 跡
-主要地方道鰺ヶ沢蟹田線(十三工区)道路改良工事に伴う発掘調査報告-
2008年3月
五所川原市教育委員会
潟 前
海 本 日 湖 三 十
調査地点
沼 ト バ セ
巻首図版 十三湊遺跡南半部の航空写真(平成9年11月25日撮影)
序 文
五所川原市・市浦地区が位置する十三湖周辺地域は、海上・水上交通の要衝地で
ある港湾・湊町として古代から近世にかけて発展した場所であり、数多くの文化財、
歴史遺産が存在しています。
特に中世後期には北日本を代表する港湾都市として栄えた十三湊遺跡は、『廻船式
目』に記録される三津七湊の一つ「奥州津軽十三湊」として登場し、古くから知ら
れてきたところです。
室町時代には蝦夷の系譜を引く津軽の豪族・安藤氏が拠点を置き、日本海交易の
発展によって、津軽海峡を挟んだ北方世界と畿内を結ぶ交易拠点・集散地として、
日本歴史において重要な役割を果たした地域とされています。
また、十三湖西岸の十三湊遺跡を中心に、十三湖北岸には福島城跡・唐川城跡な
どの大規模城館や十三湊の霊場で宗教施設とみなされる山王坊遺跡があり、中世的
景観が色濃く残る全国的にみても貴重な歴史的・文化的景観に恵まれた環境が広がっ
ています。
平成3年から始まった十三湊遺跡の学術調査によって、13世紀から15世紀に営
まれた広大な港湾都市遺跡の実態がおおよそ把握され、平成17年7月に十三湊遺
跡が国史跡指定を受けるまでになっています。今後は地域住民の皆様のご協力を得
ながら、史跡指定を受けた十三湊遺跡の保存と活用をはかりつつ、十三湖周辺に広
がる中世遺跡群との関連を明らかにする調査研究を推し進めていきたいと考えてい
ます。そして、こうした歴史遺産の一体的、総合的な保存と活用を図りながら、地
域づくりに活かすための方策を示していきたいと考えております。
さて、本報告書は主要地方道鰺ヶ沢蟹田線道路改良工事に先立ち、路線内に所在
する十三湊遺跡の発掘調査報告書であります。今回、十三湊遺跡の史跡指定地外で
はありますが、調査の結果、中世の屋敷地を区画したとみられる柵列跡が検出され、
青磁や珠洲焼の遺物が出土しています。こうした調査成果が今後の十三湊研究や地
域社会の歴史学習に役立てば幸いです。
最後になりましたが、埋蔵文化財の保存に対し、ご理解とご協力を頂きました西
北地域県民局、地域住民の皆さま、関係各位に対して、心から感謝の意を表します。
平成20年3月
五所川原市教育委員会
教育長 木下 巽
例 言
1.本書は青森県五所川原市十三に所在する十三湊遺跡の埋蔵文化財発掘調査報告
書である。
2.本遺跡の登録番号は、38022番である。
3.調査は主要地方道鯵ヶ沢蟹田線(十三工区)道路改良工事に先立ち、五所川原
市教育委員会生涯学習課十三湊発掘調査室が実施した。
4.出土遺物・記録書類は、五所川原市教育委員会生涯学習課十三湊発掘調査室が
保管している。
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