2305研究成果报告书-KAKEN-国立情报学研究所.PDF

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超高速バイオアセンブラ 2305 平成2 3年度 ~平成2 7年度科学研究費助成事業 (科学研究費補助金)(新学術領域研究 (研究領域提案 型))研究成果報告書 平成2 9年 6月 領域代表者 新井 健生 大阪大学・基礎工学研究科 ・教授 <はしがき> 新学術領域バイオアセンブラは 2011 年 7 月に発足し,2016 年 3 月に終了しまし た.ロボット工学,バイオ,医学の異分野の研究者が連携し,体外で人工の 3 次元 組織を構築するという極めて独創的,チャレンジングな研究テーマに取り組んでき ました.細胞特性計測制御,3 次元細胞システム構築,機能解明の 3 つの研究班が 設置され,9 つの計画研究を中心に,前半は 12 の公募研究が参加しました.3 年目 に行われた中間評価では,研究組織全体がよく構成されており、新学術領域のモデ ルケースであるとされ,領域内連携が活発に行われていることが高く評価されまし た.後半では,具体的組織について 3 次元組織構築から機能発現までを一貫して研 究することを目的に新たな9つの公募研究のみからなる班も組織され,既存の班に 応募した 14 の公募研究と合わせ,全体で 32 研究グループからなる大コンソーシア ムが形成されました.これらのグループ間での領域内連携は 53 以上にも及び,異 分野連携により従来研究の枠組みではなされないような新規な研究が数多く実現 されました.一例として,ヒトiPS 由来肝前駆細胞とHUVEC により肝原基を作 成する研究では,細部の硬さ計測により前駆細胞の最適な分化度合を見出し,これ らを剣山状モールドで共培養しました.電気化学の原理でHUVEC をモールドか ら外し,HUVEC で覆われた管状構造へ培養液を送液しながら共培養すると,内部 に管構造を持つ 3 次元構造体となり,最終的にアルブミンの産生が確認され,体外 で肝機能があることを実証しました.超高速な計測手法や分離手法,細胞操作も 次々と提案され実証されました.学術論文成果は 593 件あり,このうち 204 件が 連携による成果でした.このほかに,招待講演や基調講演は 243 件,受賞は 144 件となっています.そして何よりも最大の学術成果は,出版社より全 3 巻の専門書 「組織工学ライブラリ-マイクロロボティクスとバイオの融合-」を発刊したこと です.各班の成果を,「細胞の特性計測・操作と応用」,「3 次元細胞システム設計 論」,「細胞社会学」としてそれぞれの学術成果を体系化することができました.な お,前半 2 年間の成果については,英文の専門書「Bio Assembler」として海外の 出版社より刊行しています. - 1 - 若手の活躍の場を提供できたことも,このバイオアセンブラの大きな成果と言え ます.各研究グループには 40 歳前の助教や准教授,特任の教員,博士後期課程学 生がたくさん参画しました.彼らの活躍によりバイオアセンブラが躍進するととも に,またバイオアセンブラが彼らを後押ししました.若手独自の受賞が 27 件あり, また 41 名の方がキャリアアップを果たしています. プロジェクト開始時には,国外には似たようなプロジェクトは全く見当たりませ んでした.国際会議での OS やワークショップを企画するなど,広報と成果の普及 に毎年努力を重ねたことにより,次第にバイオアセンブラの重要性が認識されてま いりました.国際学会においてもバイオアセンブラが重要なキーワードであること が認められることにもなりました.このように諸外国に先立ち,異分野連携の新た なテーマを主導したことの意義は極めて大きいと考えております.これら数々の大 きな成果を出すことができたことは,ひとえにご参加いただいた研究者の皆様のお 蔭と改めてお礼を申し上げます. なお,本プロジェクトで得られた成果や人的ネットワークを活用して,さらなる 飛躍を目指しています.一つは,生体内で起こっている高次機能発現(バイオエマ ージェンス)の仕組みをよく理解し,細胞・組織の生体内高次機能を発現する条件 が満たされ

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