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吊り天井の耐震設計 設計例 1-2
M ビル エントランスロビー
(9 階建て SRC 造 オフィスビル)
設計手法:計算ルート(水平震度法)
1-2-1
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目次
§1.吊り天井の耐震設計概要 1-2-4
1-1 建物概要 1-2-4
1-2 設計方針 1-2-5
1-3 チェックシート 1-2-6
1-4 使用材料と許容応力度・許容耐力 1-2-7
1-5 部材断面性能 1-2-8
§2.水平方向の地震力算定 1-2-9
2-1 水平震度の算定 1-2-9
2-2 水平方向の地震力算定 1-2-10
§3.斜め部材の設計 1-2-11
3-1 斜め部材の耐力計算 1-2-11
3-2 斜め部材の組数算定 1-2-12
3-3 斜め部材の配置計画 1-2-13
§4.クリアランスの設計 1-2-15
4-1 必要クリアランスの算定 1-2-15
§5.接合部材の設計 1-2-16
5-1 接合部材の耐力計算 1-2-16
5-2 天井の耐力計算 1-2-27
§6.設計図面 1-2-28
6-1 設計図面について 1-2-28
A-01 特記仕様書(1) 1-2-29
1-2-2
A-02 特記仕様書(2) 1-2-30
A-03 標準図 1-2-31
A-04 天井伏図( ゾーニング図) 1-2-32
A-05 【参考】天井伏図(斜め部材の配置図) ・断面図 1-2-33
1-2-3
§1.吊り天井の耐震設計概要
1-1 建物概要
本設計例は、実在する建物の設計図書をもととした上で、吊り天井の耐震設計が成立す
るような天井材を設計したものである。建物概要は以下の通りとなっている。
・建 築 場 所 :東京都内某所
・用 途:事務所
・階 数:地下なし、地上 9 階、塔屋 1 階
・建 物 高 さ:30.35m
・対 象 天 井:1 階見上げ~3 階床下に位置するエントランスロビー部分の天井(2 階部分
が吹き抜けとなっている天井) ⇒平成 25 年国土交通省告示第 771 号第 2
に規定される特定天井
・天 井 面 積:878.7m2 (特定天井部分)
・天 井 高 さ:6,245mm (特定天井部分)
・天井吊り長さ :800mm (特定天井部分)
・柱 ス パ ン:6.6m (特定天井部分:X 方向)
10.0m (特定天井部分:Y 方向)
・構 造 種 別 :鉄骨鉄筋コンクリート造
図 1.1 天井伏図
1-2-4
1-2-4
1-2 設計方針
本設計例では、建物 1 階に位置するエントランスロビーにおいて、2 階部分が吹き抜けと
なっており、天井高さが6m を超え、なおかつ水平投影面積が200m2 を超える部分について、
平成 25 年国土交通省告示第 771 号第 3 第 2 項 1 号に規定される方法(以下、水平震度法) を
用いて、特定天井の構造方法について検討する。
図 1.2 に、吊り天井の耐震設計に関するフローを示す。
開始
特定天井 No
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