下水道设备点検基准.PDFVIP

下水道設備点検基準 平成27年 2月 広島市下水道局 １　 目　的 　本点検基準は，広島市の終末処理場、ポンプ場の機械 ・ 電気設備の保守点検の標準的内容をま とめたものである。 　本点検基準の運用にあたっては, 以下の事項に留意する 。 (1)　記述されている点検内容は, 本市が行う範囲に限っており, 外部機 関（例えば, 労働基準監督署） 　　　　 　 に よ り 実 施 さ れ るものは含まない。 (2)　定期 自主検査が義務付けられている機器 についても記載している。 (3)　本基準には「電気事業法による保安規程」 に係わる業務も含むが, 電気主任技術者の業務は含 　　まない。 (4) 　 「4　電気設備」の項に記述されている保守点検は, 電気専門職により実施される作業であり,現場 　　操作盤の確認等, 電気設備であっても電気専門職が行う必要が無い作業項 目については, 「3　機 　　械設備」の項に記載している。 ２　点検作業内容 (1)　 目視作業 機器及び全体の外観を 目視し, 損傷, 亀裂, 漏れ, さび及び臭気, 音により正常か否かを判断する 　作業。 (2)　触感作業 機器 に手を触れ, 振動, 温度等より正常か否かを判断する作業。 (3)　確認作業 各機器の圧力, 温度, 流量, 電流等, 計器の指示値を読み正常か否かを判断する作業であり, 目 　視及び触感作業を含む。 (4)　測定作業 各機器の摩耗状態及び作動が, 正常か否か測定計器を使用して調べる作業。 確認作業が, 現場に設置されている計器 により行われるのに対して, 測定計器を現場に持参して 　行う点が異なる。 (5)　調整作業 機器の正常状態からのずれを補正するために行う作業。 (6)　点検清掃作業 機器の点検掃除及び消耗品交換作業。 (7)　記録作業 点検結果を所定の用紙に記録する作業。 必要により計算を行って, 機器の状態を判断する。 (8)　点検頻度 点検頻度は本基準によるものとするが、運転に制約のある施設もあるため、この場合には点検頻度 　を状況に応じて設定する。 2 ３　機械設備 設備名 機器名 分類 定期点検 手動式 電動式 1.作動確認 1ヶ月 油圧式 2.開度確認 ゲー ト 1.シー ト及びスピン ドルの損傷確認 1年 連続式 自動除塵機 間欠式 自動除塵機 1.モーター，減速機の異音，振動の確認 1ヶ月 除塵機械 1.チェーン，スプロケットホイールの磨耗状況 の確認 沈 1年 砂 2.減速機油もれ確認 池 設 備 Ｖバケットコンベヤ式 １ヶ月 除塵機械に準 じる 除砂機械