再骨折予防研修会.PDF

第5回 再骨折予防研修会 ~超高齢社会における骨粗鬆症診療への新しい取り組み~ 報 告 書 日時:平成27 年12 月17 日(木)19 時00 分 会場:新潟ユニゾンプラザ 多目的ホール 御 挨 拶 新潟臨港病院 院長 湊 泉 第5回再骨折予防研修会が、超高齢社会における骨粗鬆症診療への新しい取り組み、の副題の もと平成27 年 12 月 17 日にユニゾンプラザで開かれました。講演1は超高齢社会における骨粗 鬆症診療の重要性と題し,西新潟中央病院整形外科リハビリテーション科医長の高橋美徳先生が 話されました。講演 2 では2015 年骨粗鬆症ガイドライン改訂のポイントと題し、きんとう整形 外科クリニック院長の金藤直樹先生が話されました。いずれも関心の高い話題で非常にわかりや すくお話ししていただきました。19 時から20 時までと夜遅い時間帯ではありましたが、骨粗鬆 症マネージャーをはじめ,骨粗鬆症に関心のある医師、薬剤師,看護師,理学療法士、MSW な ど多職種にわたり、大勢の方が参加され熱心に討論が行われました。医師の中には内科など整形 外科以外の診療科の先生方もおられ,再骨折予防への関心の高まりが感じられました。 脆弱性骨折の問題点は骨折患者の増加、再骨折(骨折の連鎖)すること、新たの骨折の予防・治療 が不十分、寝たきりになったりなどの QOL の低下があげられます。人生の最終骨折とも言える 大腿骨近位部骨折について、Mitchell2011 は英国のデータで、近位部骨折の半数は脆弱性骨折の ある16%(890 万人)の症例群から生じ、残りの半数は脆弱性骨折のない群84%(170 万人)か ら生じているので16%の脆弱性骨折を有する症例群の治療をした方が効率的としています。近位 部骨折の予防のために890 万人の健診、治療(一次予防)よりも脆弱性骨折を有する患者170 万 人の治療をすすめる(二次予防:再骨折予防)ことが有用で骨折リエゾンサービスを押し進める 根拠です。 新潟市医師会では、平成25 年に骨粗鬆委員会を立ち上げ脆弱性骨折の予防に取り組んでいます。 骨折した患者さんは生活習慣病などでかかりつけの診療所を持っていることが多いので、骨折治 療後の処方をかかりつけ医にお願いする病診連携(二次予防)をすすめています。さらに、かり つけ医が通院されている患者さんの中からか骨粗鬆症リスクの高い患者さんを拾いだし、骨密度 を測れる病院や診療所に紹介し必要があれば骨粗鬆症薬治療をはじめてもらう(一次予防)。その 後はかかりつけ医で治療を継続し,骨密度は定期的に病院などで行うという連携も押し進めてい ます。この連携は安心して治療が継続できるという点で、患者さん、診療所、病院の3者に取っ て有益であり、医師間の交流が盛んな新潟市ならではの連携です。とかく、一次予防は費用対効 果が悪いと言われますが、新潟市の連携は効率の良い一次予防の日本のモデルになる可能性があ ります。 新潟市医師会では今後とも病診連携、再骨折予防講演会などを通じ、各医療職間で情報を共有 するとともに、病診連携を押し進め、脆弱性骨折の発生率を少しでも下げる活動を続けたいと考 えています。 第5回再骨折予防研修会 ~超高齢社会における骨粗鬆症診療への新しい取り組み~ 謹啓 時下、先生方におかれましては益々ご盛栄のこことお慶び申し上げます。この度、下記の通り、 「第5回再骨折予防研修会」開催のお知らせを致します。骨折既往のある患者さんは、整形外科だけで なく、様々な診療科へ通院をされている現状がございます。そのため、再骨折は多診療科、多職種で 取り組むべき課題であり、寝たきりを防ぐためには多診療科、多職種の連携が、不可欠です。 是非、院内外の多職種の皆様をお誘いあわせ頂き、当会を地域住民の健康長寿のためにお役立て頂 きたいと考えています。大変ご多忙のことと存じますが、ご出席下さいますようお願いします。 謹白 新

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