公益财団法人日本美术刀剣保存协会伝位授与规程.pdfVIP

公益財団法人日本美術刀剣保存協会伝位授与規程 ( 目 的) 第１条 公益財団法人日本美術刀剣保存協会(以下「協会」という) は刀剣文化の普及、振興 の目的遂行の一環として、刀剣類の鑑定知識の向上、鑑賞指導者の育成を図るため伝位 を設け、それに関する事項を定める。 (伝 位) 第 2 条 会員に授与する伝位は、初伝位・中伝位・奥伝位待遇・奥伝位の 4 段階とし、段 階を踏んで申請するものとする。それぞれに刀剣の部門と刀装・刀装具の部門を置く。 (伝位審議会) 第 3 条 伝位授与については、随時開催する伝位審議会の答申により理事会がこれを決定 する。伝位審議会は５名の委員をもって構成し、委員は協会職員及び刀剣類の研究家の 中から理事会の協議を経て会長が委嘱する。 ２ 委員の任期は３年とし、重任を妨げない。 ( 申請方法) 第 4 条 伝位の授与申請者は、協会会員で、申請書(様式①)、履歴書（様式②）及び申請料 を協会事務局に提出する。 ２ 昇格申請の場合も同様とする。 ３ 申請料金は次のとおりとする。 初伝位 ２，０００円 中伝位 ５，０００円 奥伝位待遇 ７，０００円 奥伝位 １０，０００円 (伝位授与) 第 5 条 伝位審議会の答申を受けた理事会は協議の結果をすみやかに申請者に通知し、合 格したときは伝位料納付後に伝位証書を送達する。 ２ 伝位証書は初伝位は様式③、中伝位は様式④、奧伝位待遇は様式⑤、奧伝位は様式 ⑥とし、協会所定の証書用紙を使用して作成する。 (伝位料) 第６条 伝位の授与者は、次の伝位料を定められた期限内に協会に納付しなければならな い。伝位料は寄付金として扱う。 初伝位 ２０，０００円 中伝位 ５０，０００円 奥伝位待遇 ７０，０００円 奥伝位 １００，０００円 ２ 既に納付された伝位料は返還しない。 (伝位の取り消し) 第７条 伝位授与者についてふさわしくない行為があったときは、会長は理事会の協議を 経て伝位を取消すことができる。 (審査内容) 第８条 伝位 4 段階の審査方法は次のとおりとする。 １ 初伝位 記述試験のみとする。申請により問題用紙を郵送し、期日までに返送 させる。100 点満点中 80 点以上を合格とする。 ２ 中伝位 協会において論文試験と実技試験を実施する。論文試験は論題を与え解答 時間は 60 分とし、実技試験は刀剣又は刀装・刀装具の鑑定で、各試験とも 80 点以 上を合格とする。 ３ 奧伝位待遇 協会おいて論文試験と実技試験及び口頭試問を実施する。論文試験は 論題を与えて解答時間は 60 分とし、実技試験は刀剣又は刀装・刀装具の鑑定で 80 点以上を合格とする。口頭試問は30 分とし、各試験とも 80 点以上を合格とする。 ４ 奧伝位 協会において論文試験と実技試験及び口頭試問を実施する。論文試験は論 題を与えて解答時間は 60 分とし、実技試験は刀剣又は刀装・刀装具の鑑定で、口頭 試問は 30 分とし、各試験とも 80 点以上を合格とする。 (伝位授与者の資格) 第９条 中伝位以上の伝位授与者は協会の刀剣等指導員として登録することができる。 ２ 初伝位の授与者は協会の刀剣等指導補助員として登録することができる。 ３ 刀剣等指導員及び刀剣等指導補助員については別に定める。 ４ 奧伝位待遇以上は協会の審査員の資格を有する。 (改 廃) 第 10 条 この規程の改廃は理事会決議による。 附 則 １ この規程は、公益財団法人日本美術刀剣保存協会の設立登記の日から施行する。 ２ この規程以前に伝位を取得している者はそのままその伝位を継続する。