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自閉症児へのイルカ介在療法の心理的効果に関する一考察.PDF
山口大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要第30号(2010.9)
自閉症児へのイルカ介在療法の
心理的効果に関する一考察
*
小畑恵美子 ・木谷 秀勝
A Study of Psychological Effects of Dolphin Assisted Therapy on Children with Autism
KOBATA Emiko* KIYA Hidekatsu
・
Received August 5, 2010
( )
キーワード:イルカ介在療法、自閉症児、心理的効果
1.問題と目的
1-1 問題
イルカ介在療法は(Dolphin Assisted Therapy:以下DAT)は、イルカを治療的媒介とし
たセラピーである。現在アメリカを始めとして、オーストラリアやドイツなどの世界各
国で主に発達障害児を対象として行われており、日本でも愛知県や沖縄県などでDATが行
われている。DATはその地域の物的・人的な資源によってプログラムが非常に多彩である
が、共通した特徴として①介在動物としてイルカを使うこと、②アクアセラピーの要素を
持つことが挙げられる。
DATについてよく誤解されがちなのが、あたかも自閉症を治すための魔法の治療法とし
て「イルカと泳ぐと自閉症が治る」ことであるが、辻井・中村(2003)は、「イルカ・セ
ラピーをしたからといって、自閉症が完全に治癒することは絶対にない」と明確に述べて
いる。また、DATのパイオニアであるスミスも同様に述べており(Smith,1996)、決して
特殊な治療法ではない。しかしながら、DATは本人の行動面、情緒面などの変化が期待さ
れ、また周囲の人たちへの影響も示唆されている。
現在、下関市で行っている「イルカふれあい体験」(木谷他,2009)では、自閉症など
の発達障害を持つ子ども達を対象にDATを平成14年から継続している。プログラムの内容
は、対象児の状態に合わせながら、えさやり、イルカと遊ぶ、イルカに指示を出す、イル
カにつかまって泳ぐという流れで行っている。実際に、イルカとのふれあいを体験した子
ども達の多くが、「怖かったけど、やってみたら楽しくなった」という体験をしており、
時折周囲の人たちもビックリするような笑顔を見せることもある。イルカとのふれあい体
験は、子ども、特に障害をもった子ども達にとってはかなりのチャレンジである。その大
きな挑戦を定期的に持つことによって「できた!」という体験を積み重ねることができる
のがDATの利点であり、そういったことにこそDATを実施する意義があると考えられる。ま
*山口大学大学院教育学研究科
−−
た、木谷(2005)はDATの間接的効果として、「短期間で楽しみを作れて、見通しがあるか
ら我慢できる」と述べている。毎年「イルカふれあい体験」に参加している子どもの中に
は、一年を通してイルカとのふれあい体験を楽しみにしている子ども達もおり、実際にイ
ルカと交流をする場面へのモチベーションも高く、「イルカと遊ぶことが出来るから他の
ことも頑張れる」というように、DATそのものだけでなく、DATがその子ども自身の情緒的
支えになっているといった効果も期待され、日常生活場面おいても「積極性」が生まれて
いる可能性があることが考えられる。
しかしながら、DATはそのプログラムの多様性、対象の状態の多様性、環境や特別な状
況による影響など、研究の妥当性へのバイアスが多く存在している。そのため、DATの研
究は、実際にDATを行っている人たちが経験的には効果についてある程度の共通の認識を
持っているにも関わらず、あまり進展していない。
1-2 目的
本研究では、「イルカふれあい体験」に参加した子どもたちの「積極性」に注目し、
「イルカふれあい体験」を行ったことで、どのような変化が生じたかについて調査を行う
こと
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