環境側面からの基本施策-横浜市.pdfVIP

第 ６章 環境側面からの基本施策 地球温暖化対策 ～化石燃料に過度に依存しないライフスタイルへの転換～ 2025 年度 市民・事業者・行政が一体となって、エネルギーの効率的な利用や再生可 までの 能エネルギーの導入など、市民が快適に低炭素型の生活ができる都市環境 環境目標 整備が進み、温室効果ガス排出量削減に取り組んでいます。 （達成状況の 【温室効果ガス排出量】 ※ 「横浜市地球温暖化対策実行 目安となる ・2020 年度までに 1990 年度比で 25％削減 計画（区域施策編）」の削減目 環境の状況） ・2050 年度までに 1990 年度比で 80％削減 標 目標設定の背景・根拠 地球温暖化は、地球規模で直面している課題であり、横浜市ではこれまで法定計画である 「横浜市地球温暖化対策地域推進計画」を策定（平成13 年度策定・平成 18 年度改訂）、 中長期的な目標も見据えた行動別の取組方針「横浜市脱温暖化行動方針（CO-DO30）（以 下「CO-DO30」という。）」を、平成 20 年 1 月に策定し、地球温暖化対策に取り組んでき ました。 横浜市は、平成 20 年 7 月に、政府から「環境モデル都市」に選定され、低炭素社会への 転換を進め国際社会を先導していくことが期待されています。 国が新たに掲げた「温室効果ガス排出量を 2020 年までに 25％、2050 年までに 80％削減 （1990 年比）」という高い目標を横浜市としても達成するため、必要となる都市環境の整 備や仕組みづくりを進め、市民・事業者・行政が一体となって地球温暖化対策に取り組む 必要があります。 削 排出量 短期 減 （将来予測） 努 力 削 ＹＳＣＰ 減 推進 中期：△25%（1990年比） 努 力 2014 中期４か年 計画 長期：△80%（1990年比） 　平成2（1990） 2007 2010 平成25（2013) 平成32（2020) 平成62（2050） 　年度 〈基準年〉 基盤 発展 推進 構想整備期 促進期 完成期 図 温室効果ガス排出削減イメージ （出典：横浜市中期４か年計画の資料を基に作成） 36 第６章 環境側面からの基本施策 現状と課題 横浜市の温室効果ガス排出量の推移 横浜