日本與東亞經濟專題（二） - geocities.jp.pptVIP

日本與東亞經濟專題（二） 担当　小山直則 講義の概要 ●教科書(講義で使います) 金森久雄他(2007)『日本経済読本(第17版)』東洋経済新報社。 ●参考文献 三橋規宏他(2009)『ゼミナール日本経済入門』日本経済新聞社。 内閣府『経済財政白書／経済白書 』http://www5.cao.go.jp/keizai3/whitepaper.html 経済産業省『通商白書』http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/index_tuhaku.html 宮崎勇他(1997)『世界経済図説』岩波書店。 宮崎勇他(2008)『日本経済図説』岩波書店。 各章の学習目標 第1章　日本経済の歩み 歴史の教訓から日本経済の閉塞状況を打破する方策を模索する。 ?戦前、戦後の日本経済の成長は、主に供給側の要因によって支えられたことを学んで欲しい。 ?原油などの資源価格の高騰や下落が経済に与える影響を学んで欲しい。 ?サブプライム危機以降の景気局面 各章の学習目標 第2章　日本経済の成長と循環 ?輸出主導型成長経済か内需主導型成長経済か？ ?景気循環の要因は何か？ ?景気の持続的回復の条件は何か？ 各章の学習目標 第3章　日本の経済政策 第4章　財政の仕組みと機能 第5章　金融システムと金融政策 ?減税と国債発行による財政政策の限界。 ?財政悪化が長期金利を上昇させる危険性。 ?国際金利差の縮小の中で円安誘導の為替政策が困難に。 各章の学習目標 第9章　国民生活と物価問題 ?2009 年４－６月期以降、持続的な物価下落という意味での緩やかなデフレ状況に。 ?デフレの弊害で最も懸念すべきは、企業の実質債務負担の増加による景気への影響である。 ?家計消費の動向について。 第1章　日本経済の歩み 1.1. 戦前の経済発展 基本的認識 ?イギリスの産業革命や日本の近代の経済発展は、主に労働力、資本、技術など供給能力の向上によってもたらされた。 ?現在の日本経済の低迷は、供給能力に対して需要が不足しているために生じている。 第1章　日本経済の歩み 1.1.1. 江戸時代の経済社会 ?江戸時代(1603年～1886年) ?江戸時代中期の元禄時代(1688～1703年)以降、経済が急速に発展した。 ?経済発展の基礎的条件 ①教育水準　藩校の整備 ②商業の発展(貨幣経済の発展、コメの先物取引) ③産業の発展(農業技術の進歩、製造業、鉱業の発展) ④社会資本整備(五街道、港、海路) 第1章　日本経済の歩み 1.1.1. 江戸時代の経済社会 ?経済発展の基礎的条件 ①教育水準　 ?藩校：諸藩が藩士の子弟を教育するために設立した学校。 ?寺子屋：僧侶や武士などが、庶民の子弟に読書算や実務上の知識?技能を教育した施設。 ＊藩＝1万石以上の領土を保有する封建領主である大名が支配した領域のこと。 第1章　日本経済の歩み 1.1.1. 江戸時代の経済社会 ②商業の発展 ?江戸時代中期以降、自給自足の農業経済から商品経済(貨幣経済)へと移行した。 ?米価の高騰(インフレ)が発生する。 ?コメの先物取引が発達。 第1章　日本経済の歩み 1.1.1. 江戸時代の経済社会 ③産業の発展 ?農業：貨幣経済が農村にも浸透し、四木（桑?漆?檜?楮）?三草（紅花?藍?麻または木綿）など商品作物の栽培。 ?製造業：繊維産業、絹織物、綿織物、醸造業は発達。 ?鉱業の発展：佐渡金山、生野、石見銀山、足尾銅山、釜石鉱山。 第1章　日本経済の歩み 1.1.1. 江戸時代の経済社会 ?経済発展の基礎的条件 ④社会資本整備(五街道、港、海路) ?東北地方の米は、東回り航路を通じて江戸(現東京)に運ばれ、換金された。 ?日本海側で生産された米は、西回り航路を通じて大坂(現大阪)に運ばれた。 ?上方江戸航路を通じて、関西地方で生産された酒樽などが江戸に運ばれた(樽廻船)。 五街道 第1章　日本経済の歩み 1.1.1. 江戸時代の経済社会 経済発展の基礎的条件 ?近世の経済の発展は、供給能力の向上(労働力(教育)、資本、技術)によってもたらされた。 ?貨幣経済、市場経済の発展。 ?1854年日米和親条約以降、日米貿易の開始。 第1章　日本経済の歩み 1.1.1. 江戸時代の経済社会 ?1854年日米和親条約以降、日米貿易の開始。 ?輸出品目：生糸、茶、銀。 ?輸入品目：毛織物、鉄砲。 ?開国当初輸出超過、生糸の輸出の影響でマニュファクチュア(工場制手工業)の発展。 ＊工場制手工業：商人が賃金労働者を用いて、生産工程を分割して、分業する生産方式。 第1章　日本経済の歩み 1.1.1. 江戸時代の経済社会 ●江戸時代末期の為替問題 ?金と銀の交換比率 ?日本国内：一分