保存的治療と観血的治療-biglobe.doc

【保存的治療と観血的治療】 保存的治療 １．安静 ２．精神療法 ３．薬物療法 ４．理学療法　　①運動療法　　②物理療法　③その他鍼灸、あマ指 ５．作業療法と言語療法 ６．徒手矯正と整復 ７．牽引療法 ８．固定、ギプス、包帯、副子、装具 観血的治療 １．手術 ２．内視鏡下手術 ３．その他 【画像診断】 　放射線を利用した画像診断法 　　ａ■　Ｘ線 撮影法???関節軟骨は写らない 　　　　簡便最も有用な方法　骨や肺の描出に優れる 　　　　造影剤を使うことによって血管撮影、腎臓、胆嚢、胃腸などを描出 　　　　読影には習熟を要する　　 　　ｂ■　ＣＴスキャン　（コンピュータ断層撮影）???単純 　　　　Ⅹ線の照射装置が体の周りを回転しながら撮影 　　　　体軸に対して水平方向の断層画像を得る 　　　　骨、脳、肺その他に使用 　　　　放射線の被曝量は比較的多い 　　　　脊髄のような骨に囲まれた狭い構造部位には解析力に限界がある シンチグラフィー：放射性同位元素の投与（リン酸化合物） 　磁気を利用した画像診断法 　　ａ■　ＭＲＩ　　　　（磁気共鳴断層撮影） 　　　　人体に磁場をかけたり、解除したりするときに、人体中の水素やリンが揺れ動く 　　　　現象をデータとしてとらえ、コンピュータ処理して画像を合成するもの 　　　　ＣＴと比べ脳や脊髄、関節腔撮影に優れている 　　　　水平断のみならず矢状断や前額断など任意の方向の断層撮影が可能 　　　　放射線被曝はない 　　　　ペースメーカー、ステント（心臓の冠状動脈拡張のための金属片） 　　　　脳動脈瘤クリップなどの金属片が体内に埋め込まれている場合は使用できない 超音波を利用した画像診断法 ａ■ エコー 　　　検者が手にもつプローブから超音波を発射し対象物から反射されたエコーを 　　　ディスプレイ上に表示させる 　　　軟部組織の腫瘤、肩関節、膝関節、心筋や弁の動き血流の逆流の観察、 　　　腎臓、肝臓、胆嚢、膵臓、副腎、乳腺、甲状腺疾患の鑑別に有用 　　　無侵襲、手軽、リアルタイムで描出でき、臓器の運動をも持続的に観察できる 筋?腱　疾　患 筋肉炎?腱膜炎?腱炎?靭帯炎は多くの場合併存して起こる 【多発性筋炎?皮膚筋炎】 〔概要〕膠原病の一種（自己免疫疾患） 　　　　多発性筋炎に皮膚症状を合併したものを皮膚筋炎という 　　　　四肢の近位筋に左右対称に起こりやすい　歩行障害、嚥下障害 　　　　ヘリオトロープ疹（両上眼瞼が浮腫を伴った赤紫色の皮疹） 　　　　レイノー現象 　　　　関節炎 　　　　悪性腫瘍を合併しやすい 　　　　血清ＣＫ、ＬＤＨ増加 　　　　赤沈の亢進、ＣＲＰ高値、白血球増多 【化膿性腸腰筋炎】 〔概要〕黄色ブドウ球菌による腸腰筋の化膿性疾患 　　　　歩行不能になることが多い 　　　　赤沈亢進、ＣＲＰ高値、白血球増多 【骨化性筋炎】 〔概要〕骨折後に周辺軟部組織に石灰沈着や骨化を生ずる 【悪性高熱】 〔概要〕常染色体優性遺伝の疾患。 　　　　この素因のあるものが全身麻酔を受けたとき発生することが多い 【足底筋膜炎（足底腱膜炎）】 〔概要〕筋膜の中央部に痛みを生ずる。ランニングによる障害のものと原因不明のものが 【重症筋無力症】 【進行性筋ジストロフィー症】 【筋緊張性ジストロフィー症】 骨　疾　患　 〔骨折〕 〔概念〕外力によって骨が連続性を失った場合をいう 〔分類〕様々な分類法がある 〈骨折の部位による分類〉 　　骨幹部骨折 　　骨幹端部骨折 　　骨端部骨折(関節内骨折）■ 機能障害が著明 〈原因別の分類〉 　　外傷性骨折　正常な骨にその強度を超える直達、介達外力が加わって起こる骨折 　　■ 病的　骨折　基礎疾患がありわずかの外力により骨折するもの 　　　　　　　 ■骨肉腫、骨髄炎、骨軟化症、くる病、骨粗鬆症などが基礎疾患 　　■ 疲労 骨折　通常では骨折をおこさない程度の軽度の外力が繰り返し加わり 　　　　　　　　その結果骨折する 　　　　　　 長時間の歩行による中足骨の行軍骨折、ランナーにおける脛骨、腓骨の走者 〈損傷の程度による分類〉 　　完全骨折　　骨の連続性が完全に失われたもの 　　不完全骨折　骨の一部連続性を認める骨折 　　　亀裂骨折　ひびが入ったもの 　　　若木骨折　骨質が柔らかい小児の場合 　　　竹節骨折　長管骨が長軸方向に押しつぶされ、竹の節のように盛り上って折れる 〈骨切線の走行による分類〉 　　横骨折　　　　　長管骨において、骨折線が骨の長軸と90°　をなすもの 　　斜骨折　　　　　骨の長軸に対して、斜めの骨折線を示す 　　らせん骨折　　　長管骨をらせん階段状に横切る骨折 　　粉砕骨折　　　　複数の骨折線と骨折片が有るもの 〈力の加わり方による分類〉 　　■　直