日本文学史 中古文学-诗歌.pptVIP

中古文学（794－1192）;桓武天皇の平安京遷都と平安時代の開始;;平安初期：律令制再興期;第一節　平安時代の漢詩文;三つの漢詩文集;代表的な漢詩人：;弘法大師空海;文鏡秘府論の内容;小野篁（おののたかむら）;菅原道真（845－903）;平安中期以後の漢詩文;摂関政治;和文が勃興した後の漢詩文の発展 二つの発展期 ①村上天皇の時代（946年―967年） 大江朝綱（886－957）、大江維時、菅原分時、兼明親王、源順（みなもとのしたごう） ②一条天皇（986－1011）の時代 この時代の漢詩文の特徴： ①詩人と歌人、詩と歌の交流が盛んになり、お互いに刺激を与えていたこと。 代表作：藤原公任『和漢朗詠集』（10１2） ;②漢詩文には、浄土思想は広く伝えられていること。 慶滋保胤（935－1002）　＜本朝文粋＞　（1058－1062）「池亭記」、「日本往生極楽記」（985－987） ③平安中期以後、漢詩文の主流は菅原、大江両家に固定され、門閥意識が高まって詩文の教養と官人栄達の相互関係が薄らいでいった。 藤原明衡（ふじわらのあきひら、989－1066）：『本朝文粋』;院政; 日本の律令下では上皇は天皇と同等の権限を持つとされていたため、こうしたやや変則的な政体ですら制度の枠内で可能であった。これらの天皇は退位後も「天皇家の家父長」として若い天皇を後見するとして国政に関与する事があった。だが、当時はまだこの状態を常に維持するための政治的組織や財政的?軍事的裏付けが不十分であり、平安時代中期には幼く短命な天皇が多く十分な指導力を発揮するための若さと健康を保持した上皇が絶えて久しかったために、父系によるこの仕組みは衰退していく。代わりに母系にあたる天皇の外祖父の地位を占めた藤原北家が天皇の職務?権利を代理?代行する摂関政治が隆盛していくことになる。;;第二節　平安時代の和歌;歌合の流行 歌合せが盛んに行われることも、和歌の発達に貢献した。歌合せは一つの文学的行事で、歌人が一同に集まり、左右に分かれて、歌の優劣を争うのである。 現存最古の歌合集：在民部卿家歌合 寛平時代（889－898)：寛平御時後宮歌合;古今集の成立;仮名序と真名序 諸歌の前に、仮名で書かれた「仮名序」（紀貫之）と、漢文で書かれた「真名序」（紀淑望）が付され、特に「仮名序」は心と言葉の調和や和歌と漢詩の対等性、また和歌の歴史、本質論と効用、和歌のあるべき姿などについて論じており、和歌の文芸性を強調し選者たちの自覚を披歴されている。;古今集の時期区分;第一期　詠み人しらずの時代 （794－850）;春日野はけふはなやきそ若草の妻もこもれり我もこもれり（1－17） 　春日野の飛火(とぶひ)の野守出でて見よ今幾日(いくか)ありて若菜つみてん　（1－19） 　甲斐が嶺をさやにも見しがけけれなく横ほり伏せるさやの中山;第二期六歌仙の時代（850－890）;　　忘れては　夢かとぞ　思ふ思ひきや　雪踏み分けて　君を見んとは 　月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして　（747）;僧正遍昭の歌;第三期：撰者の時代（890－905）;古今集は撰者の歌が全体の約五分の一を占めており、そのうち、もっとも多いのは紀貫之である。紀貫之は『古今集』の撰者、『土佐日記』の作者、『新撰和歌集』の撰者として、国文学史上重要な位置を占めている。;紀貫之の歌;万葉集との比較;二、古今集の性質は、歌が理知的になっていることである。作者は観念を通してものを見、それを解釈し、分析している。 恋愛の歌にしても、思慕の情を直接にぶちまけるというよりも、恋愛の心理を反省して、細やかに述べようとしている。瞬間の感動に身を任せず、退いて思考し、考えても判断が下せない場合は推量か疑問となる。古今集に推量や疑問の歌がそのためである。万葉集に著しく知性的になってきた結果、歌の構造も縁語?掛け言葉などを用いて、甚だ複雑なものになっている。 ;三代集;『後撰和歌集』の特色;『拾遺和歌集』 花山法皇（984－986在位）の中心に、藤原朝光、藤原公任 成立時間：1005－1007 ＜拾遺和歌集＞は二十巻で、『古今和歌集』?『後撰和歌集』に漏れた、合わせて千三百五十余首の歌を収めている。歌風は多様であるが、古今歌風をさらに洗練させたような優美な歌が目立っている。また雑春?雑秋?雑恋?雑賀という新しい部立が設けられ、連歌や釈教歌などの新しい分野も開拓される。 ;八代集;　『金葉和歌集』（1127年） 撰者：源俊頼 特徴:当代の作家に重心をおき、俊頼自身の歌と父常信の歌を多く収めている。新風を見せている。 『詞花和歌集』（1151年） 崇徳天皇、藤原願輔（ふじわらあきすけ） 歌風は『金葉和歌集』に似通って、新風を目指した