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第２章　マイコンの基礎 2.1 マイコンとは マイコン機器開発の流れ 2.2 マイコンの特徴 2.3 マイコンでできること デジタル信号だけで??? 2.4 マイコンの性能と用語 マイコン用語 マイコン用語 マイコン用語 2.5 マイコン回路とその構成部品 マイコン回路 (1) 抵抗器 抵抗のカラーコード (2) コンデンサ 【補足】最近のコンデンサ技術 (3) LED（発光ダイオード） (3) LED（発光ダイオード） 【補足】 最近のLED技術 (4) 三端子レギュレータ 三端子レギュレータの接続 (5) セラロック (6) マイコン (7) ICソケット (8) ユニバーサル基板 (9) スイッチ その他のスイッチ (10) リード線 (11) 電池／電池ボックス 2.6 マイコン回路の基礎 (1) 電源回路 (2) グランド (3) セラロック (4) リセットスイッチと入力用スイッチ (5) 出力確認用LED 完成したマイコン回路 2.7 プログラムの概要 (1) パソコンとマイコンのプログラムの違い (2) プログラム言語 2.8 マイコン回路を開発する要点 【演習問題】 ●決められた端子に，電源を接続する。 ●決められた端子に，セラロックを接続する。 ●端子を決めて，入力スイッチやセンサを接続する。 ●端子を決めて，出力信号（LEDやモータ）を接続する。 ●三端子レギュレータから電源を入力（20ピン）。 ●グランド（マイナス端子）を接続（10ピン）。 ●通常，直流電源のマイナス端子をグランドとし，電気的な共通端子として使用する。 ●決められた周波数のセラロックを取り付ける。 ●スイッチが押されていない状態で5V（VSS）の電圧が入力される。 ●スイッチが押されると0V（グランド）につながる。 ●どのピンを出力にするかは作成するプログラムで決められる。 ★パソコンを使って，マイコン用プログラムを作る。 ●ハードウェアに合わせたプログラム 　信号の入出力などに利用するマイコンでは，それぞれのハードウェア（マイコン回路）に合わせたプログラムが必要になる。 ●画像操作／ファイル操作 　マイコンには，画像操作やファイル操作がない。 ●プログラムの動作確認 　マイコンには，パソコンで使うようなモニタを取り付けられないため，プログラムの途中経過（動作）を確認するのが困難。 ●数式の表し方 　一般にマイコンのプログラミングでは，複雑な数式を扱うことができない。また，使用できる関数に制限を受ける。 * メカトロニクス機械におけるマイコン回路の位置付け 電子回路に苦手意識を持たないことが重要！ ★簡単な知識と簡単な装置で機械の高性能化ができる？ ★ 使いこなすことができれば，「機械」作りの幅が広がる。 ★マイクロコンピュータ，マイクロコントローラの略 ★パソコンのように複数の部品で構成された機器ではない。 (a) AVRマイコン (b) H8マイコン ★構想から，マイコン回路の設計?製作，プログラム作成??? ★もちろん，メカの設計?製作も重要。 ★小型：デジタル入出力やタイマ，メモリの機能が1つの電子部品に含まれている。 ★安価：1個300円～1500円程度。 ★多種類：入出力ピンの数，機能などが異なるものなど多種類。 ★多様なプログラム環境：BASIC言語やC言語がそろっている。 ★書き換え可能：プログラムを何度でも書き換えられる。 ★高速：シンプルであるが動作が速い。 ★多用途：幅広い用途で使用可能。 ★外部からのデジタル信号を読み取り，書き込んだプログラムによって何らかの計算をして，外部に信号を出力する。 モータを動かす センサと表示器をつけて計測する 信号を変換する ????????????????????????????????????????????? ★どのようなマイコンがあるのか，その性能は？ ★大きさ（ピンの数），機能が違うマイコンがある。 (a) AVR AT90S2313 (b) AVR AT90S8535 ●クロック 　AVRマイコンの最高動作クロックは，8～12 MHz程度。実際の動作クロックは回路に取り付ける発振子（セラロック）の周波数で決まる。 　モータ制御などではクロック（＝時間）が重要になる。 ●ピン 　AVRマイコンは，端子間ピッチが2.54 mmのIC形状をしている（EIA規格）。5本程度の端子が電源やクロックなどのために使われ，残りがプログラムによって入出力が可能になる。 ●フラッシュROM 　フラッシュROMはプログラムを書き込むためのメモリ。これが大きいほど，大きいプログラムを書き込むことができる。AVRマイコンでは，1000回の書き込み?消去が可能。電源を切っても情報は消えな