平成13年度社会工学類都市計画専攻卒業論文中間発表会.docVIP

  • 0
  • 0
  • 约 3页
  • 2017-06-07 发布于天津
  • 举报

平成13年度社会工学類都市計画専攻卒業論文中間発表会.doc

平成13年度社会工学類都市計画専攻卒業論文中間発表会

平成13年度 社会工学類都市計画専攻卒業論文 中間発表会 01/12/05 江戸末期の江戸市街地における農地の空間構成の実態解明 981091 藤井美波 指導教官 横張 真 1.研究の背景と目的 図2.対象地域 近年,自然環境を活かしたまちづくりが注目されている。日本ではこれまで,こうしたまちづくりを進めるにあたり,西欧の先進事例が参照されることが多かった。しかし,自然環境は地域の固有性に強く規定されるものであることから,近年はむしろ,日本における都市の履歴のなかに参照すべき点を見出す必要があるとの指摘がなされている。  かつての江戸は,都市内に多くの緑地が存在し,多様な生物が生息していた点で,理想的な生態都市とされる。なかでも農地は,生産される作物と下肥などの廃棄物を介する物質循環を通して,都市内に位置付いていた。江戸市街地における農地は,環境負荷が少なく衛生的にすぐれた都市の形成に寄与していたとされる。しかし,江戸の農地の分布実態は,これまで定性的な記述に留まり,どこに,どのような農地が,どれだけ賦存していたかについては,十分な解明がなされてこなかった。 そこで本研究は,江戸における農地の分布を量的?即地的に明らかにする。さらに,このような分布実態を成立させていた背景を,地形と営農の面から明らかにすることで,江戸の農地の分布特性を解明する。 2.研究の手続き 研究の手続きを図1に示す。このうち本発表では,江戸の土地利用の把握から明らかになった,農地の分布実態と地形の関係について報告する。 図1.研究のフロー 3.研究の方法 3-1.対象地域(図2)  対象地域は,当時法制上の江戸とされていた朱引線の内側に設定した。範囲は,江戸城を中心とした東西約16.6km,南北約17.8kmである。 3-2.対象時期 対象時期は,江戸末期の安政年間に設定した。この当時の江戸は,いわば江戸のまちづくりの完成期にあたり,当時の江戸を訪れた外国人によって,世界でも類例を見ない田園都市であるとの指摘がなされている。このことから,自然環境を活かした都市形成という視点から,評価するのにふさわしい時期と判断した。 3-3.土地利用分類項目の設定(表4) 土地利用の把握は,対象図面を200mメッシュにより分割し,セル内の最大面積を判読する方法でおこなった。 ①江戸全域(百姓地/武家地/寺社地/町屋/その他)  安政年間の江戸の土地利用を再現した図面(復元?江戸情報地図:朝日新聞社)を用いて,先に示す5項目に土地利用を判読した。この際,朱引内であるが本地図に記載のない地域については,明治13,14年(1880,81)の地図(明治前期手書彩色関東実測図:日本地図センター)を用いて,すべて百姓地と同定した。 ②百姓地(田/畑/茶畑/集落)  ①で把握した土地利用のうち,本研究で主眼を置く百姓地について,さらに4項目に細分した。解析に用いた図面(復元?江戸情報地図:朝日新聞社)には百姓地内の細かい分類はないため,把握には?明治前期手書彩色関東実測図?を用いた。同図の作成時期は,対象とする江戸末期から25年程が経過した後ではあるが,この間の百姓地の土地利用には変化がほとんどないものと判断し,明治初期の情報で代替するものとした。 3-4.地形分類項目の設定  地形分類は,土地利用と同様に200mメッシュにより,セル内の最大面積を判読した。判読した土地利用項目は,低地,緩斜面,急斜面,台地の4項目である。 とくに斜面地については,?明治前期手書彩色関東実測図?の等高線をもとに,傾斜変換点と等高線の密度によって分類した。 4.結果および考察 4-1.農地の分布(図5.レジュメ裏参照)  江戸の北部から東部にかけては大規模な水田が広がり,武家地や寺社地,町屋,集落は,ある程度の塊をなして分布している。一方,北部から西部にかけては大規模な畑地が広がり,その間に集塊した集落が認められる。西部から南部についても畑地が卓越するが一般に小規模であり,水田や集落などと混在する様が確認できる。 4-2.土地利用構成比 田,畑,茶畑,集落などの農村的土地利用が,朱引き内の半分近くを占め,農地だけでも45%を占めていることがわかった(図4)。 4-3.土地利用と地形の関係 表4.土地利用分類項目と用いた史料 表1.特化する土地利用と地形の組み合せ 註:網掛けは特化度1以上のセルをあらわす。  上記4-1でとらえた農地分布と地形分類の関係を解析した。土地利用図(図5)と地形分類図(図6.レジュメ裏)とを重ね合わせ,土地利用と地形の組み合せごとに特化度を算出した(表1)。表内の網掛けの部分は、とくに結びつきの強い組み合せ(特化度が1を越えるもの)を示す。本表より,水田は低地と,畑地は台

文档评论(0)

1亿VIP精品文档

相关文档