選択化学教科書 シラバス用参考資料 -.docVIP

第一学習社版「高等学校 化学」（化学 307）シラバス用参考資料 学習項目 学習内容(ねらい) 評価の観点 関心?意欲?態度 思考?判断?表現 観察?実験の技能 知識?理解 第Ⅰ章　物質の状態 第１節　化学結合と結晶 ①化学結合と結晶の性質 化学結合と結晶の性質について，復習する。 ?物質の構造や性質が，構成粒子の相互作用と密接に関係する事実に関心をもち，意欲的にその関係を探究しようとする。 ?結晶を構成する粒子の配列の違いに関心を示し，結晶格子と構成粒子の関係を理解しようとする。 ?分子間の結合を理解しようとする。 ?物質の性質と化学結合の関係を，具体例を踏まえながら考察する。 ?物質の理解を深めるためには，化学結合の知識がきわめて重要であることを見出す。 ?分子間力が弱い結合であることから，分子結晶の性質を考察する。 ?観察?実験の過程から，自らの考えを導き出した報告書を作成したり，発表したりする。 ?化学結合と物質の構造や性質との関係に関する基本的な概念を理解し，知識を身に付けている。 ?単位格子の一辺の長さと構成粒子の半径の関係を理解し，知識を身に付けている。 ②金属結晶の構造 金属結晶の構造について学習する。 ③イオン結晶の構造 イオン結晶の構造について学習する。 ④共有結晶の構造 共有結晶の構造について学習する。 ⑤分子間力と分子結晶 分子間の結合，および分子結晶の性質と構造について学習する。 ⑥非晶質 非晶質について学習する。 第Ⅰ章　物質の状態 第２節　物質の三態変化 ①物質の三態とその変化 物質の三態変化を復習し，その変化に伴う熱の出入りを学習する。 ?物質の三態に関心をもち，各状態における構成粒子のようすを理解しようとする。 ?液体と気体が共存する状況における構成粒子の振る舞いに関心をもち，意欲的に探究しようとする。 ?気体の圧力を，分子の熱運動と関連づけて考察する。 ?平衡状態の概念を踏まえて，気液平衡における構成粒子の挙動を推論する。 ?観察?実験の過程から，自らの考えを導き出した報告書を作成したり，発表したりする。 ?構成粒子の熱運動から物質の三態変化を理解し，知識を身に付けている。 ?平衡状態の概念を理解し，知識を身に付けている。 ?沸騰と飽和蒸気圧との関係を理解し，知識を身に付けている。 ②気液平衡と蒸気圧 飽和蒸気圧を学習し，飽和蒸気圧と沸騰の関係を学ぶ。また，化学結合と物質の融点?沸点との関係を学習する。 第Ⅰ章　物質の状態 第３節　気体の性質 ①気体の体積変化 ボイルの法則，シャルルの法則，ボイル?シャルルの法則をそれぞれ理解し，その応用を学習する。 ?気体の体積，温度，圧力の間に一定の関係があることに関心をもち，意欲的にその関係を探究しようとする。 ?実在の気体と理想化された気体の違いを理解しようとする。 ?（探究活動）学習課題に対して積極的に観察?実験を行い，意欲的に探究しようとする。 ?実在の気体の挙動を三態変化の観点から説明し，理想気体との違いを的確に表現する。 ?（探究活動）学習課題に対して観察?実験や調査を計画?実施し，結果にもとづいて総合的に考察する。 ?グラフから読み取れる気体の性質を一般式で記述する能力を身に付けている。 ?観察?実験の過程から，自らの考えを導き出した報告書を作成したり，発表したりする。 ?（探究活動）学習課題に対して，観察?実験?調査などを複数の方法で行う。 ?気体の体積，温度，圧力の間に存在する関係を理解し，知識を身に付けている。 ?実在の気体と理想気体についてそれぞれ理解し，知識を身に付けている。 ?混合気体の全圧と分圧の関係について理解し，知識を身に付けている。 ?（探究活動）学習課題についての基本的な概念や原理?法則を理解し，知識を身に付けている。 ②気体の状態方程式 気体の状態方程式を理解し，その応用を学習する。また，全圧と分圧を学習し，混合気体の平均分子量を理解する。 ③理想気体と実在の気体 理想気体と実在の気体との違いを理解する。 探究活動１ ガスボンベの質量変化から，気体の分子量を求める方法を習得する。 第Ⅰ章　物質の状態 第４節　溶液の性質 ①溶解と溶液 溶解のしくみを理解し，溶解度について学習する。 ?溶解における構成粒子の挙動に関心をもち，意欲的にその関係を探究しようとする。 ?固体や気体が溶媒に溶ける量には限界のある場合があることを理解しようとする。 ?希薄溶液やコロイド溶液の特徴的な性質に関心をもち，理解しようとする。 ?（探究活動）学習課題に対して積極的に観察?実験を行い，意欲的に探究しようとする