水质概论笔记.docxVIP

水質汚濁に係わる環境基準に関して、人の健康の保護に関する環境基準値は年間平均値とする。ただし、全シアンに係わる基準値については最高値とする。公共用水域の水質汚濁に係わる環境基準は、人の健康の保護および生活環境の保全に関し、それぞれ定められている。海域については、フッ素及びホウ素に係わる人の健康の保護に関する環境基準値は適用されない。環境基準は科学的な判断の向上に伴う基準値の変更及び環境上の条件となる項目の追加などにより、適宜改訂することとする。公害防止管理者や公害防止主任管理者（それらの代理者）は原材料の検査、公害発生施設の点検、公害防止施設の操作?点検?補修、汚染物質の測定、測定機器の点検?補修など主に技術的事項を担当するもので、有資格者を充てることになっている。特定事業場の設置者は当該特定事業場において、特定施設の破損その他の事故が発生し、有害物質または油を含む水が当該特定事業場から公共用水域に排出され、または地下に浸透したことにより人の健康または生活環境に係わる被害を生ずる恐れがあるときは、直ちに、引き続く有害物質または油を含む水の排出または浸透防止のための応急の措置を講ずるとともに、速やかにその事故の状況及び講じた措置の概要を都道府県知事に届け出なければならない。特定事業場以外の工場または事業場で貯油施設などを設置するものの設置者は当該貯油事業場などにおいて、貯油施設などの破損その他の事故が発生し、油を含む水が当該貯油事業場などから公共用水域に排出され、または地下に浸透したことにより生活環境に係わる被害を生ずる恐れがあるときは、直ちに引き続く油を含む水の排出または浸透防止のための応急の措置を講ずるとともに、速やかにその事故の状況及び講じた措置の概要を都道府県知事に届け出なければならない。水質汚濁防止法に規定する特定施設の設置の届け出などに関して、特定施設の設置の届け出は届出書の正本にその写し1通を添えてしなければならない。工場または事業場から公共用水域に水を排出する者が設置する特定施設の設置の届け出事項について、その他環境省令で定める事項とは、排出水に係わる用水及び排水の系統である。特定施設の設置の届け出をしたものは、その届け出に係わる氏名または名称及び住所並びに法人にあっては、おの代表者の氏名もしくは工場または事業場の名称及び所在地に変更があったときは、その日から30日以内に、その旨を都道府県知事（または政令で定める市の長）に届け出なければならない。特定施設の設置の届け出をした者の地位を承継した者は、その承継があった日から30日以内に、その旨を都道府県知事（または政令で定める市の長）に届け出なければならない。特定工場における公害防止組織の整備に関する法律に規定する汚水など排出施設に該当するのは砕石業の用に供する水洗式分別施設、電気めっき施設、酸またはアルカリによる表面処理施設、石炭を燃料とする火力発電施設のうち、廃ガス洗浄施設。植生による自浄作用に関して、河道内の植物群落は、冠水の頻度などに応じて異なる。植生に付着した微生物によって有機物が分解される。植生に付着した藻類による栄養塩の吸収がある。植生自身による栄養塩の吸収がある。懸濁物の堆積を促進し、懸濁物除去する。海域の富栄養化に関して、東京湾などの閉鎖性水域では、海水が茶褐色に濁った赤潮状態がしばしば観測される。夏季、成層によって底層水には貧酸素水塊が発達する。底層の貧酸素化によって堆積物に存在していた燐酸が水中に放出される。貧酸素水域の堆積物表層では、硝化活性は著しく低い。魚類を用いた生態系影響に関する有害性評価結果として、内分泌攪乱作用を有することが推察された化学物質は、ノニルフェノール、４－オクチルフェノール、ビスフェノールＡである。金属の生体影響に関して、毒性発見には通常閾値が存在する。金属の化学種の違いによって毒性に差がある。有機水銀は塩化水銀（Ⅱ）に比べて生物学的半減期が長い。有害性金属が複合して作用する場合、それぞれの毒性が弱められることがある。カドミウムなどに暴露されると、主に肝臓でメタロチオネインが誘導合成される。水質汚濁防止の施策に関して、水質に係わる環境基準には、人の健康の保護に関する環境基準と生活環境の保全に関する環境基準がある。浄化槽を新たに設置する場合には、合併処理浄化槽の設置が義務付けられている。閉鎖性水域のうち水質悪化が著しい湖沼においては、底泥浚渫や流入河川における直接浄化施設の整備が実施されている。公共用水域では、国及び地方公共団体による水質監視が行われている。水質汚濁防止法に関して、汚水などとは、特定施設から排出される汚水または廃液をいう。排出水を排出するものは、その汚染状態が当該特定事業場の排水口において排水基準に適合しない