国家公务员共済组合连合会.doc

国家公務員共済組合連合会 大 手 前 病 院 臨床研修プログラム （平成２２年度） 目 次 (ページ) はじめに 　　 （３） 研修理念 　　 （４） 大手前病院臨床研修プログラムの特徴 　 （４） ２４ヶ月間のローテーション一覧 （６） 研修到達目標 （総合表示） （７） 院内必修科 　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 (１９) 内科（１９）?救急部門(31) ７. 院内選択必修科　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　(33) 外科（33）?麻酔科（40）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 院内選択科　　　　　　　 　　　　 　(41) 臨床病理（41）?脳神経外科（42）?整形外科（43）?泌尿器科（45） 耳鼻咽喉科（47）?皮膚科（49）?眼科（51）?放射線科（52） 地域医療研修　　　　　　　　　　 （54） １０．精神科研修　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　（55） １１．産婦人科研修　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 （57） １２　小児科研修 　　　 　 （62） １３．研修体制　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　（67） 研修指導体制（67）?研修に関する主な行事（67）?研修の評価と認定（67） 研修医の処遇?勤務時間等（68）?募集要項（69） 研修に関する各種認定一覧（70）?研修実施責任者（71） 臨床研修管理委員会（71）?指導医一覧（72） １４．大手前病院の概要 　　　 　　 　 　　（74） はじめに 大手前病院は国家公務員共済組合連合会を母体とする公的施設に準じた病院として、また大阪大学医学部をはじめ近畿一円の大学医学部および医科大学と連携した教育関連施設として、長年、研修医の教育を担当し多大な実績を挙げてきました。近年、医学部または医科大学卒業生の臨床研修が見直され、研修医が専門に偏重することなく、幅広くプライマリーケアの知識と技能を身につけるべきであるとする方針が打ち出されました。平成１４年には医療法の改正がなされ、全ての卒業生が卒後２年間に、必修診療科や地域医療を含めて複数の部局で研修を受けることが義務づけられることになりました。大手前病院では、新しい制度の良い面を最大限に活用した新しい研修環境を確立する為に、鋭意検討を進めてきました。院内体制や協力施設との調整と整備が終わり出来上がったものがこの“臨床研修プログラム”です。 平成１６年からはじまった新しい制度のもとにここ５年間に30名以上の研修医を迎え、作成された新しいプログラムでの研修がスムーズに開始されています。このプログラムには、大手前病院の特徴がそのまま生かされています。すなわち、それぞれ優秀な臨床および教育スタッフを擁した専門部局が極めて密な横の連携を保っており、研修医は知らず知らずのうちに幅広くしかも精度の高い基本的な臨床技能を身につけることが可能になっています。正に、新しい研修制度が求めるものと一致しています。また、長年にわたり培ってきた地域医療機関との密な連帯もこのプログラムに大きく生かされています。さらには、プライマリーケア研修が終わった後、専門分野にスムーズに移行出来るようにも十分な配慮が