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個人質問　川原　春夫 ?市長の市政運営戦略について Ｑ　公約の第１である山武医療センターを核とした地域医療の実現です。平成24年12月末現在の現預金残高が11億円との財務報告は、独法化になって一応の経営の安定を見たと考えられますが、救急車搬送受け入れ件数、救急外来患者数とも前年同期より減少している。この点について市長の見解をお聞きしたい。 Ａ　市長　センターの救急患者受け入れ体制は外科中心で、内科に関しては九十九里病院を中心とした体制であると考えますが、この地域の全般的な問題として、管外搬送がなかなか減らないのは、重篤な患者さんに対しての３次救急体制がとれていない。今後の課題として残っていると考えます。 Ｑ　医師32、看護士147の数値目標をクリアするのは難しいのではないかとの報道もあるが、この点については如何ですか。 Ａ　市長　市民の皆様方から内科の充実を望む声が非常に強い。内科医の確保について理事長に強くお願いをしています。 Ｑ　公約の第３には、農林業の振興、特に後継者の育成について挙げておられます。残り１年の任期中における方向性の打ち出し、強い思いというものがありましたらお聞かせ下さい。 Ａ　市長　１つには農林業を保護する国のさまざまな制度をいかに利用していくかということ。２点目には、地域力という視点から、先進的な農業展開をされている方々の影響力をいかにして引き出し、引き上げていけるかということが大切であると考えています。 ?平成２４年度 国の補正予算における交付金事業の活用について。 Ｑ　地方自治体がきちんと計画を立てて国に申請しない限り活用はできない。関係部署における準備体制についてお聞きします。 Ａ　財政課長　実施可能な事業につき、現在各担当部署で情報収集を行っており、今後総務部で取りまとめます。 Ｑ　今回の補正予算のメリットは何か。 Ａ　財政課長　公共事業の実施にあたり、原則として、100％まで補正予算債を充てることができ、且つ、元利償還金の50％が交付税に算入される。さらに市の負担額の概ね80％が、「地域の元気臨時交付金」として25年度に交付され、市の単独事業に充てることができるということで、非常に大きなメリットがあると思っております。 Ｑ　活用するに当たっての課題はありますか。 Ａ　財政課長　原則として平成25年度中に事業を完了する必要があり、工期に時間を要する事業等は実施できないことから、可能な事業は積極的に実施したいと思っています。 ?　通学路の安全対策進捗状況について Ｑ　国道、県道、市道毎の危険箇所件数は。 Ａ　都市建設部長　国?県道が17カ所、市道が27カ所、警察施行３カ所の計47カ所です。 Ｑ　危険箇所の点検を今後引き続き実施する考えはありますか。 Ａ　教育部長　今後も必要な点検作業ということで道路管理者、警察、地域で点検と対策の対応に努めてまいりたい。 Ｑ　今回の交付金を活用するには対策箇所等を記した図表を公表することが条件です。本市では昨年の12月末時点においては公表されておりませんが。 Ａ　都市建設部長　今後ホームページ等で公表する予定です。 ?誕生学の取り組みについて Ｑ　少子化が進む中で弟や妹をだっこする機会はまれです。赤ん坊と触れ合う機会は少なくなっています。命の尊さを学ぶという視点において「誕生学」授業について教育長の所感をお伺いします。 Ａ　教育長　旧成東において、保健福祉部として赤ちゃんと触れ合う行事に参加し、すばらしい取り組みだなと思ったことを今、思い出しました。保健福祉部とも連携を持って考えていきたい。参考にさせていただきます。 ?子ども議会開催について Ｑ　子ども議会開催について、進捗状況をお聞かせください。 Ａ　教育長　教育部としてはやる方向で12月に企画をしたわけですが、市長の考え、意見はさらに充実した深いものでありましたので、必ずやるという方向で、また、市長の考えにも沿うものということで考えております。 Ａ　市長　山武市として子ども議会をしっかりと取り組むためには、もう少し時間をいただければと考えますし、本当に山武市の子供たちにとって実のある子ども議会をつくっていきたいと考えています。 ?芝生化について Ｑ　校庭、園庭の芝生化について、現在の進捗状況をお聞かせいただければと思います。 Ａ　教育部長　各校長先生、校長会等通じて（芝生化＝鳥取方式）を紹介しました。今現在のところ各校から要望はありませんので、推移を見守っているところです。そのような中で、各校長、各学校側からは、この芝生化の以前に、学校教育部分、子供たちの基礎学力の向上といった部分、学習意欲の向上といった部分のために非常勤の講師、特別の講師（の採用）を先に充実してほしいというようなことで伺っているところです。