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Ergo++ Beam Modeling Collection Worksheet For 2.5 mm 56-pair mMLC only 「登録項目の手引き」の書き方について この文書は、大きく以下のような構成になっています。 Ⅰ ご施設担当者の連絡先などを記入する欄 項目0.x Ⅱ 測定に使用した機材を記入する欄 項目1.x Ⅲ 治療機のジオメトリ情報などを記入する欄 Ⅲ-a 最低限ご記入いただきたい項目のみ抜粋 Ⅲ-b すべての項目（省略時設定を記入済み） 項目2.x～13.x Ⅳ 測定方法の解説 Ⅴ 絶対線量やファクタの測定結果を記入する欄 項目A.x～C.x の3つからなっています。 すべての測定をご施設でされるお客様： 絶対線量やファクタの測定をご施設でされ、スキャン測定をエレクタ立会で行われましたお客様： 　　全体をご一読いただいてから、Ⅳの通りに測定を行ってください。 　　Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ-a、Ⅴにご記入ください。 →エレクタにてⅢ-aへのご記入をⅢ-bに転記します。 すべての測定をエレクタ立会で行われましたお客様： 　　全体をご一読ください。 　　Ⅰ、Ⅲ-aにご記入ください。 →エレクタにてⅢ-aの必要情報をⅢ-bに転記します。 →エレクタにて測定の詳細をⅡおよびⅤに転記します。 　 ご記入が終わりましたら、電子メール添付にて TPC-Callcenter-Japan@ にお送りください。 はじめに この文書は、Ergo++をご導入くださいましたお客様がエレクタ物理部へのビームモデリングサービスを利用するにあたり、前もって必要とすることが書かれています。この中には、治療機が満たしているべき事柄、エレクタ物理部が必要とする当該治療機の情報、そしてビームモデリングに必要な測定データの項目などが含まれています。 以下では、それぞれを項目ごとに列記してあります。またエレクタ物理部にご提出いただくデータに関しては記入欄やチェック欄が用意してあります。これによりお客様はビームモデリングサービスを利用するのに“十分な準備ができているか”をご自分で確認することができます。 お客様から必要なデータを受け取りますと、エレクタ物理部ではビームモデリング作業を開始します。ビームモデリング作業とは、その治療機の線量計測学的な特性をもっともよく再現するパラメータを決めることです。ビームモデルが完成しましたら、エレクタ内で別の物理士によるレビューが行われて、ビームモデルがエレクタの品質管理基準に照らして十分よいものとなっていることが確認されます。この後に、ビームモデルをお客様のところへお持ちして、受け入れ試験を行います。 ビームモデルのアクセプタンステストでは、転送試験の他、お客様が測定した絶対線量と、計算で求めた線量の比較を行います。お客様にお納めするパッケージには、ビームモデルのデータ自体と、受け入れ試験の結果が含まれています。 お客様にあらかじめお願いしたいこと モデリングの対象となる治療機で、お客様での受け入れ試験が終了しており、臨床に使える状態にあることを確認してください。 データ測定に先立って、線量校正値、平坦度、対称性、機械的動作など、すべての性能が、治療機メーカーの基準内にあることを確認してください。 治療機が十分にメンテナンスされていて、問題を抱えてないことを確認してください：たとえばオーバーヒート、水、電気、光。 治療機の放射線安全管理について確認してください。 ビーム測定時に問題（ショート、漏電、水漏れなど）があったときに、治療機メーカーの電話サポートが使えることを確認してください。 2.5mm外装式mMLCが利用可能な線種は6MV～18MVのX線です。4MVならびに20MV以上のX線には対応しておりませんのでご注意ください。 施設の担当者さまがデータ測定に立会い、治療機の操作、測定器の操作、ピーク深の決定、このワークシートに記入されたデータや添付していただくスキャンデータの確認を行ってください。 エレクタへデータ測定立会いを依頼されました場合の作業時、またビームモデルの納品時には、エレクタの社員やエレクタが契約した業者が、定時外に病院に出入りして作業を行えるようにしてください。 御施設で測定をされる場合、Mephystoをご使用の際には.exp形式のデータに、OmniProをご使用の際には.asc形式のデータに変換してご提出ください。もし計測システムがMephystoでもOmniProでもない場合は、テキスト形式かExcel形式で提出してください。 エレ