20116manddownコンテストレビュー sahi-.docVIP

2011 6m and Down コンテスト　レビュー 2011年度6m and Downコンテスト、参加された皆さんお疲れ様でした。私は今年も例年通り X50部門 に参加しました。前日はコンディションも良く色々なエリアの局がよく入っていたので、当日のコンディションも期待していました。 昨年は運も味方になり、初めて6m and Downコンテスト X50部門で優勝することができました。正直この部門は関東の局が優勝するのには　「運」　が必要だと感じていました。 コンディションが良すぎると　6 8 の局には勝てません。彼らはCQを出していれば呼ばれ続けるのです。(誤解でしたらお詫びいたします。) 局数もどんどん伸び、当然マルチも増えていきます。一方関東では、参加局が多いため交信局数は伸ばすことができます。交信レートが全然違うのです。 勝つためにはコンディションは「そこそこ」である必要があります。しかし全然開かないのも面白くありません。微妙なラインが存在します。 当日は夕方までのんびりしていました。夜からのコンテストを控えていたため、家庭内SWR上昇を抑えるため無線はほとんどしませんでした。時々「リアルタイム情報」や「J クラスター」でコンディションの把握はしておりましたが。 いつもより30分ほど早い 20時 にシャックに入り、早速適当な周波数でCQを出しました。「適当」というのはいい加減な意味の方ではなく、まさに適当な意味です。ALL JA と ACAGはSSBでコンテスト開始後 3時間 はRUNという方針ですが、6Dは終了時間が早いためSSBでRUNの時間を30分ほど短くしています。その開始直後の周波数選びが局数を伸ばす一つの重要な要因であると考えています。エッジである 50.250MHz付近は混雑が予想されます。6mは当然開いていければ聞こえませんが、もしかしたら他のエリアでは同じ周波数で運用する局がいるかも知れません。突然オープンしたら大混乱です。そのリスクもあるので多少上を選定します。しかしその「上」もまた微妙です。最初にCQを出して開始する局以外は呼びまわりです。たいてい低い周波数から徐々に上へと移動するので??ないかと推測しています。とすると上過ぎると下からたどり着くまでに時間もかかりますし、もしかしたら他の周波数帯へQSYしてしまうかも知れません。多くの局とQSOするためにはちょっとでも早く捕獲してもらう必要があるのです。 20時ではまだバンドは静かです。 50.292MHzという上過ぎず下過ぎない周波数を選びました。ローカルノイズが50.295MHz付近にあるので、それを外しました。開始３時間での目標QSO数は、以前は250に設定していましたが近年は200に下げています。局数の減少に伴うものですが、じっさい250QSOは私の設備ではかなりきついです。最初の１時間、100QSOを狙っていましたが、実際は98QSOとわずかに届きませんでした。しかしその後の落ち込みが予想より少なく、2時間目は69QSO、3時間目は予定通り 23:30よりCWに移行しましたが55QSOで、TTL 222QSOと目標をクリアーすることができました。仮眠前に6のマルチを埋めることができれば翌日の方針が大きく変わるのですが、日が変わる前の時点では22:38に呼んでいただいた福岡のJA6UOU局だけでした。FAIによるもでしたがその後が続きませんでした。 SSBでRUNしている最中、50.295MHz に出ていた移動局のかぶりをすこし受けたため、0.5KHzほど下がったところ、なんとその移動局もついて下がってきました。これ以上下がると下の局からのQRMを受けるので我慢しました。 時々7の局が呼んできてくれます。なんかほっとすると同時にうれしくなりました。福島との最初のQSOはJF7GQI/7局でした。また山形からはJR7KGE/7局がコールしてくださいました。宮城はJH7UJI/7局、秋田はJA7AHK局、岩手はCWに変わってからすぐJA7NPV局が。日が変わる前にそれぞれの県から最初にコールしてくださいました。(秋田はNIL) CWに移行し、日が変わるとコンディションもすこし変化し、西日本方面への飛びが良くなりました。0時台だけで43 27 22 44 41 35 39　とマルチを増やすことができました。 仮眠は3時と決めていたの、でとにかく３時間はCWでやろうと思っていました。実際どのコンテストでも時々浮気しますが、たいてい日が変わった後仮眠まではCWです。自宅でやっているので、夜中に大きな声でコンテストをやるわけにもいかない、というのが大きな理由ですが、最初の３時間でしゃべり疲れていますので仮眠後の事も考えのどを休ませるのです。CQは