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系 学 科 外 成 形 形成外科学系 創傷外科のスペシャリスト、それは形成外科医！！ →傷をきれいに修復する専門医 →治らない傷を修復する専門医 →創造外科の専門医 　一般形成外科のほかに、重症熱傷の全身管理と局所管理、外傷外科、再建外科、顎顔面外科、 創傷治癒、美容など多岐にわたる専門分野の知識と技術の習得が可能である。後期研修 5 年目には、日本形成外科の専門医取得が可能であり、その他、日本熱傷学会専門医、日本創傷 外科学会専門医、日本手外科学会専門医などの習得も出来る。 特色 　座右の銘「獅胆鷹目行以女手：したんようもく、おこなうはじょしゅをもってす」 　日本大学医学部形成外科は、平成13年6月、第2外科の「診療科」として、東京女子医科大学形成外科 より赴任した佐々木健司教授と 1名の専門医でスタートした。その後スタッフを増員し、平成16年4月、 「形成外科学講座」として独立した。平成19年4月からは「形成外科学系形成外科学分野」となり、よ り専門的な教室となった。平成22年7月より、仲沢弘明教授が二代目主任教授として教室を担当し、現 在、5名の専任教員と 1名の専修医で教室を運営している。 　診療内容の特徴として、外科系各科との合同手術において、マイクロサージャリーの技術を応用した 再建手術（とくに頭頸部・四肢再建など）に大きな実績を挙げている。さらに先天異常、熱傷、顔面・ 手の外傷、母斑や皮膚腫瘍などオールラウンドな診療ができる形成外科医の育成を行っている。 主任教授　仲沢弘明 医局員集合写真 木曜日朝症例検討会風景 臨床実績 　日本大学医学部形成外科の年間初診患者数は、1,014人、年間入院患者数は 339人、年間手術件数は 554 件（入院手術は 390件）（2015年1月1日～12月31日）である。耳鼻咽喉科・頭頸部外科、整形外科、皮 膚科、外科などとの合同手術における悪性腫瘍切除後の組織欠損に対して、マイクロサージャリーなど の先進技術を用いた遊離組織移植術を行い、患者の良好な機能的・整容的回復を目指した手術を行って いる。救急外来における手指切断を中心とした四肢外傷や顔面外傷などに対しても積極的に対応し、地 域医療に大きく貢献している。また、近年の若返り医療（anti-aging）を反映して、シミ、ソバカス、 小じわ、老人性色素斑、炎症性色素沈着に対し、トレチノイン（ビタミンＡ誘導体）およびハイドロキ ノン軟膏を用いて治療効果をあげている。 　2015年11月からは、ペクタスバー法による低侵襲な手術による漏斗胸などの胸郭変形の診療を開始し ています。2016年2月からは、最新のレーザー機器3機種を導入し美容医療を中心に幅広いレーザー治療 を開始するなど診療の拡充を行っています。 78 − − 後期臨床研修プログラム 系 学 科 外 成 形 【 目的】 　形成外科学に関する基礎的な知識と技術を習得し、実際の臨床に応用できる能力をもつ自立型医師 の養成を目指す。初期臨床研修終了後 5年間で、形成外科領域の専門医の取得することを目的とする。 【特徴】 年次別研修スケジュ