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日本胎児心臓病学会 ニュースレター 会報　第1号 2016年１月 日本胎児心臓病学会ニュースレター JFC News Letter 発行：日本胎児心臓病学会 Japanese ociety of Fetal Cardiology All right, reserved 広報誌発行にあたって 日本胎児心臓病学会　理事長　 稲村　昇 日本胎児心臓病学会前身日本胎児心臓病研究会が1994年に設立され、2012年に 日本胎児心臓病学会となりました。現在591名会員と39名評議員によって運営されて います。学会員も小児循環器医、産科医、新生児科医、看護師、超音波技師、臨床心理士 と多職種集まりとなりました。学会、総務、教育、遠隔、学術、広報、胎児治療委員 会に加え認証医委員会が中心となり運営されております。これまで学会員間で情報交 換年一回学術集会が唯一場でした。しかし、現状学会員数と学会員構成で 年一回学術集会で情報交換十分と言えません。広報誌を発行し、会員へ情報 提供を行うことが必要と考えます。今回、松井委員長をじめ広報・egistration委員会 皆様努力により広報誌第1号を発行するに至りました。広報誌発行で会員間距 離が縮まることが期待でき大変うれしく思います。今後、会員皆さまから意見に十分 耳を傾け、若手医師にも積極的に参加できるような体制を作ってゆきたいと考えております 。広報誌発行にあたりご苦労をおかけしました広報・egistration委員会皆様に改めて 謝意をお伝えいたします。広報誌を通じ会員各位が心を寄せ合うことができることを大い に期待いたします。 Page 1 第22回日本胎児心臓病学会 開催にあたって 　　北里大学小児科　石井　正浩 　 こ度、第22回日本胎児心臓病学会をお世話させてもらう事になりました北里大学小児科 石井正浩です。 　日本胎児心臓病学会、1994年に設立された胎児心臓病研究会が発展した学会です。こ 学会胎児心臓病診断および治療普及と発展を目的とした学会です。本会小児科医み ならず。多く産科医、新生児科医、心臓外科医、小児外科医、臨床遺伝専門医、超音波技師、 看護師、ソーシャルワーカーが参加し、活発な意見交換を行っています。2016年学術集会 第22回となります。今回、メインテーマとして｢出生前診断と倫理｣としました。現在、心臓病だけ でなく染色体異常を含む先天異常症が非観血的に診断可能となっています。発達した出生前診 断と倫理問題を小児科医、産科医、臨床遺伝専門医などにおいてシンポジュウム形式で討論 したいと考えています。招請講演者臨床遺伝学矢野正二先生に米国で出生前診断と 倫理について考え方を紹介してもらう予定です。もう一つシンポジウム、日本でも本年より 開始される胎児心臓病治療にもスポットを当てた企画を行います。まさしく胎児心臓病治療、 産科医、小児循環器科医、心臓外科医、コーディネーターによるハートチームによる医療です。 会長要望演題、胎児心臓病診断ニューテクノロジーとし