日本人の姓と名の分布 - 公益社団法人 日本オペレーショ ….PDFVIP

特集務漢字情報の処理H・H・...・H・・ H・・H・..…………H・H・………・H・-…・H・-・四四・H・...・H・...，田中康仁襲警 日本人の姓と名の分布 藤榛男氏に会い，その内容を聞いてみた. 1. 姓名カナ漢字変換システムの誕生 その原理はむずかしいものではなく，たとえば 昭和47年春頃から漢字について研究をはじめた 「タナカ」に対応して漢字の「田中J I 田仲J I多 中」を対応させ， 人聞の介入によって最終的に が，情報処理に漢字を使うとしたらどのようなこ とが問題となるだろうかと当時考えてみた.この 「田中j を選択する方法であった.われわれはす とき，そしていまも重要なテーマであるのは漢字 べて日動的に変換することを考えていたため，こ のような簡単な発想が出てこなかったので、ある. の入力である. そこでこの漢字の入力を少しでも簡単に処理で この方法は人間の介入があるから，従来の漢字 きる方法を考えてみることにした.一般の事務部 のインプットと変わらないではなL 、かという意見 門で、使われるとしたら，いままで処理している請 もあるが，数千の文字の中から 2 ， 3 文字選ぶのと 求書やダイレクトメールなどの宛名，地名が中心 数個の中から l つ選択するのでは大変な労力の差 であると考えられる. がある. 地名は全国もれなく集めても 10万件くらいであ また，コンピュータの中にファイルされている り，例々にはっきり定まっているから処理はあま 顧客情報は膨大な件数であり，これは生きものと り|村らない.カナ文字の地名から漢字の地名に変 同じで常に変化している.つまり訂正，削除，更 !喚することもそれほど苦労はいらないと考えられ 新，新規登録が行なわれているので過去の申込書 とか顧客名簿は参考になってもインプァトの資料 る.地名を分析すると同音の地名はあるが，これ になりえない等という事情がある. も少し工夫をすることによって区別が行なえるこ そこでわれわれはこの大変興味深い方法を研究 とが判明している. することにした.このちょっとした契機から「姓 しかし人名に関しては調査を行なってみたが統 名のカナ漢字変換システム」を作成することにな l 汁的処理を施こしたものはなかなか見つからず， あるといえば佐久間英氏の佐久間ランキングと各 ったのである. 名前の推定人1 -1数があるだけであった.また，こ 2. 姓名の種類と頻度 の推定についても卜分な検定が行なわれたもので も、なかっ7こ・また各会社で使用しているカナ文字