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○公園と幹線道路が近くにあるとき、両者を繋ぐよ う緑地を設け、視覚的、空間的に公園を幹線道路に 顕在化させる。 参考：7.公園から伸びる遊歩道と広場 　公園が幹線道路に面している場所が少ないことは既 に指摘した。公園と幹線道路の間に 7.公園から伸びる遊歩道と広場 公園から幹線道路に向けて凸状に伸びる緑地をつくる （代々木公園） ことで、緑地を幹線道路に面するように拡張する。こ の新たな緑地は、公園へのアプローチ空間であると同 時に広場的な性格を持たせ、面する敷地にカフェなど をつくり賑わいを生み出す。 ○公園周辺の低地で、視覚領域が木造密集住宅地を 緑に戻し、公園と隣り合う緑地とする。 参考： 12.小公園を囲い込む空間 　公園に隣接していながらも、低地で密集市街地で街 路パターンも不整形である場所は、公園の環境と繋が りを持てていない。こうした場所に公園と向かい合う 12.小公園を囲い込む空間 ように緑地をつくる。隣接する場所が低地であるので、 代々木公園） 公園はそれより高いところにある。そのため樹木の見 えがかりが大きくなることを利用して、新たな緑地を 公園の緑を眺める場所とし、周辺の宅地からもこの小 公園越しに公園の緑が見えるようにする。また緑地を 囲い込むように建物を建てることで、緑地を核とした まとまりのある場所とする。 ○公園に宅地が直に面している場所に、　道路が公 園へと繋がるように宅地を緑地にする。 参考：6.公園へ視線が通る小公園 6.公園へ視線が通る小公園 （木場公園） 　　　11.公園に隣接する小公園とカフェ 　公園と宅地は接しているが、アクセスが公園とは反 対側の道路からなので、公園に対しては背を向けてい る。公園に向いた道路が宅地に突き当たる場所を空地 とする。公園と連続する入り口に小公園ができること になり、道路から公園への視線が通り、周囲に公園の 存在が顕在化される。空地と隣合う宅地は、その小公 11.公園に隣接する小公園とカフェ 園との繋がりを持つために、住宅からカフェなどパブ （自然教育園）