家庭园芸肥料用土协议会No-a-hiryo.PDFVIP

家庭園芸肥料・用土協議会 会報No.11 平成24年6月15日発行 肥料取締法改正点の説明会・研修会を開催しました 　３月22日に東京の法 小塚純一会長あいさつ 曹会館において「平成23 年度肥料取締法（公定規 　当協議会は「土・肥料の放射セシウム暫定 格）一部改正等の説明会 許容値の説明会」を昨年秋に開催して、なに 並びに研修会」を開催、 が『安全・安心』なの 約50人の会員・非会員 かという正確な情報を の方々にご参加いただき 消費者の皆様にお伝え ました。 することが、メーカー 　農林水産省から消費・ として大切な役割だと 安全局農産安全管理課の 再確認しました。 生産局農業環境対策課、同技術普及課の各担当官および独立行政 　今後、ネット通販の 法人農林水産消費安全技術センターから肥飼料安全検査部肥料管 拡大などの流通が広がり、物づくりの現場も 理課の担当官においでいただき、改正点の説明および会員からの 広がる傾向にあります。当協議会としても関 質問への回答をして頂きました。 係省庁の皆様との情報交換を密にし、より安 　研修会では東京農業大学客員教授の渡辺和彦先生に「今、新た 全な製品とはなにか、なにを伝えれば消費者 な肥料の夜明け」と題して、農業生産だけでなく我々の健康維持 の方々により安心していただけるかを、より にも密接に関わる肥料の最新情報を講演していただきました。 一層大切に考えていきたいと思います。 農林水産省消費・安全局農産安全管理課　 辞 祝 の 賓 来 ご 田村勉課長補佐 　この一年間の出来事を見ると、東日本大震災が一番大きいと思います。農業関連資材に ついても、震災と共に発生した福島第一原発の放射性物質の拡散が問題となっています。 　ただ、現在、放射性物質が原発からは放出されているような状況ではなく、また牛糞堆 肥に関しても、汚染された稲ワラの流通はなく、牛糞も汚染度が低くなっているという状 況です。一方では、いまだ堆肥から高い濃度の値も出ています。 　今後もモニタリング調査を続けていく予定ですが、検査方法の改善も行なっていく考えです。 　また、肥料としてではなく、既存のシステムで検査が行なわれているものも活用して、皆様 に負担のないような形で改正をおこなうことも考えています。 今後、調査が進む中で、新たな検査法なり、基準なりを皆様方にもお示しすることがあると思 いますが、ご協力をよろしくお願いします。 独立行政法人農林水産消費技術安