第97期中间报告书-大建工业.PDF

D.REPORT 第 97 期 中 間 報 告 書 平成24年4月1日から平成24年9月30日まで 証券コード　7905 株主の皆様へ 事業別の概況 To Our Shareholders Business Report 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 住空間事業 エコ事業 ここに第97期第2四半期連結累計期間（平成24年4月1日から 　住空間事業につきましては、国産材活用を推進するため、 　当社グループのコア事業であるエコ事業につきましては、 平成24年9月30日まで）における当社グループの営業の概況 国産材の杉などの木材を当社独自の技術で加工し、表面材 MDFにおいて、床用MDFの需要増加とキッチンメーカー をご報告申し上げます。 取締役社長 として活用した新製品「日本の樹」シリーズ（ドア、床材、 等への採用が進み、好調に売上を伸ばしました。ダイライ 澤木 良次 収納などをトータルコーディネートできる製品群）を、業 トにおきましては、リフォームにおける耐震への関心の高 界に先駆けて発売し、売上を拡大しました。 まりから耐震改修キット「かべ大将」が売上を伸ばしました。 　当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、東日本大震災 　今後につきましては、復興需要や海外経済状況の改善等に 　床材を中心とする内装材事業につきましては、マンショ 畳おもてにおきましては、和紙を原材料とする当社の製品 の復興需要を背景として企業収益等の持ち直しの動きがある より、国内景気回復の動きが確かなものになることが期待さ ン・集合住宅市場での当社製品の採用拡大に伴い、当該市 特長が安心・安全と耐久性において評価され、需要が拡大 ものの、世界景気の減速等により回復の動きに足踏みが見ら れますが、欧州政府の債務危機を背景とした金融資本市場の 場向けのフロアの売上が増加しました。また、新製品発売 していることもあり、東部大 れ、先行きの不透明な状態が続いております。 変動や世界景気の下振れ、原油高、デフレの影響等にも注意 を契機に高付加価値製品の拡販を図ることで、粗利益の向 建工業㈱（連結子会社）会津