第18回日本肾泌尿器疾患予防医学研究会予稿集.pdf

開 催 の ご 挨 拶 　腎泌尿器疾患には、QOL に直接、重大な影響を与える疾患が多いと感じてい ます。そのためか、比較的予防に関する基礎的・臨床的研究が進んでいるのも 事実です。慢性腎不全、男性機能障害、排尿機能障害、尿路結石、性感染症、 そして悪性腫瘍などの各領域で、第一次予防から三次予防まで、積極的な研究 がすすめられ、成果があげられています。 　今般、つくば国際会議場で、第 18 回日本腎泌尿器疾患予防医学研究会を開催 させていただくことになり、広く会員、役員の方々に心から御礼を申し上げます。 　日本時間 7 月 31 日午後 11 時 48 分、日本人ではじめて宇宙に長期滞在し、日 本実験棟（きぼう）を完成させるなど、多くの偉業を成し遂げたのち地球に生 還した若田光一氏は、つくば宇宙センターにて研鑽を積んだ一人です。 　このような、先端研究のメッカである筑波にて開催できることに喜びと意義 を感じ、教室員一同、本会の準備にあたってきました。 　特別講演には、“食事とがん予防”、教育講演は、“慢性腎臓病の発症・進展 機構と予防対策”、シンポジウムには、“泌尿器癌の予防”をとりあげました。 また、ランチョンセミナーは ,“Natural History, Treated Natural History and Prophylaxis of Non-muscle Invasive Bladder Cancer” といたしました。一般演 題としては、前回同様 29 題を応募いただきました。 　これらの企画を通して、腎泌尿器疾患予防医学に関する知見を広められるこ と、そして、さらなる発展に幾ばくかの貢献ができれば、本研究会を主宰させ ていただいた私ども一同として、それ以上の喜びはありません。 　本会は、例年 7 月に開催されておりましたが、今回は、11 月に同会場で、 第 20 回アジア太平洋癌学会（APCC; Asia Pacific cancer conference）を主宰 させていただくことに関連して、11 月 13 日・14 日同時開催とさせていただき ました。アジアのがんの疫学的・臨床的プロファイルは、泌尿器系癌の予防に も関連する事項が多く、是非、APCC の会場をご訪問ください（日本腎泌尿器 疾患予防医学研究会に登録された方は、APCC 会場への入場は無料です）。 　また、13 日夕刻には、日本腎泌尿器疾患予防医学研究会、APCC 合同懇親会 を企画しました。この機会に、筑波の秋を楽しみながら、アジアの癌研究者と 自由に触れ合っていただきたく存じます。 第18回日本腎泌尿器疾患予防医学研究会 会長　赤　座　英　之 筑波大学大学院腎泌尿器外科学・男性機能科学 － 1 － お　知　ら　せ １．開催概要 　　第 18 回日本腎泌尿器疾患予防医学研究会 　　（合同開催：第 20 回アジア太平洋癌学会） 　　会期：平成 21 年 11 月 13 日（金）・14 日（土） 　　会場：つくば国際会議場 　　会長：赤座　英之（筑波大学大学院腎泌尿器外科学・男性機能学） 　　メインテーマ：「泌尿器癌の予防戦略の構築－アジアからの発信」 ２．当日の受付について 　　時間：11 月 13 日（金）午後 3：00 ～午後 7：00　つくば国際会議場１階ロビー 　　　　　11 月 14 日（土）午前 8：30 ～午後 5：30　つくば国際会議場 1 階ロビー 　　参加費：5,000 円 　　参加証をお渡しいたします。所属・氏名をご記入の上、ご着用ください。 　　開催当日、プログラム抄録集の配布はありません。ご持参ください。 ３．世話人会・幹事会 　　日本腎泌尿器疾患予防医学研究会の世話人・幹事会を下記の通り開催します。 　　日時：11 月 13 日（金）　午後 4：00 ～午後 5：00 　　場所：つくば国際会議場　2 階　中会議室 201 ４．総　会 　　日本腎泌尿器疾患予防医学研究会総会を下記の通り開催します。 　　日時：11 月 14 日（土）午後 5：10 ～午後 5：30