利根导水路概要书-水资源机构.pdfVIP

利根導水路概要書 がささえる豊かな社 水 会 独立行政法人 水資源機構 み ず き 水輝ちゃん 利根導水路事業の概要 利根導水路事業の経緯 利根導水路事業は、東京都をはじめとする首都圏の水需要の急激な増加に応えるため、利根 川水系の総合的な水資源開発計画の一環として、東京オリンピックを控えた昭和38年に着手さ 昭和 36年 11月 13日 水資源開発促進法及び水資源開発公団法が成立 れたものです。本事業の目的は３つあります。 昭和 37年 5月 1日 水資源開発公団が設立される ①利根川上流のダム群により開発した都市用水を武蔵水路及び荒川を経由して東京・埼玉に 昭和 38年 3月 11日 利根川の水資源開発基本計画（フルプラン）に、利根導水路建設事業が追 加される 導水します。 昭和 38年 3月 28日 利根導水路建設事業実施方針が指示され、利根導水路建設所が発足する ②利根川中流部に展開する約29,000haの水田に安定的に農業用水を補給しています。 （同年5月1日利根導水路建設局となる） ③緊急かつ暫定的に利根川の余剰水を取水して隅田川の河川浄化を行います。 昭和 38年 11月 20日 利根導水路建設事業実施計画が認可され、工事に着手する 都市用水の暫定取水は、昭和39年8月から東京オリンピックに合わせての荒川緊急取水、武蔵 昭和 39年 1月 28日 武蔵水路工事に着手する 水路完成後の昭和40年3月からは、見沼代用水元圦からの利根川余剰水の通水を行いました。 昭和 39年 8月 25日