UML研究会（実践編） 報告書.ppt

ＴＩＳＡ　ＵＭＬ ＵＭＬ研究会（実践編）報告書 平成16年2月20日 社団法人 栃木県情報サービス産業協会 目次 事業経緯 ???３ ＵＭＬについて ???４ 研究会の概要 ???７ 研究会のポイント ???８ 研究会まとめ（1回目） ???１１ 研究会まとめ（2回目） ???２５ 研究会まとめ（3回目） ???３４ 研究会まとめ（4回目） ???３８ 総括 ???４７ ＵＭＬ研究会会員一覧 ???４９ 参考文献等 ???５０ 事業経緯 平成14年度の栃木県補助事業「ＩＴサポートスクェア事業」で、ＡＳＰ調査と同時に行なった「ＵＭＬ（システム設計手法）研修」を踏まえ、その実践的研究を行なう目的で「ＵＭＬ研究会（実践編）」を実施した。 実施するに当っての議論は別添資料を参照願いたい。 「平成15年度ＵＭＬ研究会議事録1～3回目」 ＵＭＬについて ＵＭＬ（Unified Modeling Language）は、ＯＭＧ（Object Management Group）という標準化団体が定義しているモデリング言語である。 現在では、オブジェクト指向モデリング言語のデファクトスタンダードとなっている。 ＵＭＬについて ＵＭＬは、ソフトウェアシステムの、 仕様作成、ビジュアル化、構築、成果物のドキュメント作成などに使用できる。 ＵＭＬは単にシステムの表記法であり、開発手法は決めていないため、それぞれの開発局面で適切だと判断すればそこで有っても使用可能である。 ＵＭＬについて そのため、図の描き方のみを習得しても実際の開発局面での使用方法がわからない場合が多く見受けられる。 実践的な演習や実習の必要となる所以である。 研究会の概要 今回の研究会概要（当初計画）は別紙資料を参照願いたい 「ＵＭＬ研究会概要」 研究会のポイント 実践的な進め方を主眼とした 実際のシステム化課題に基づき、顧客ヒアリングのための事前分析、人や組織に着眼したドメインモデルの作成など、実際の要求分析等に付いてもＵＭＬ図作成の意義を研究した。 使用する図の種類を限定した ユースケース図、クラス図、シーケンス図を中心とし、必要な図に限定して実施した。 研究会のポイント 「ロバストネス分析」を中心に据えて実施した。 オブジェクト指向開発で実践的分析手法である、「ロバストネス分析」を中心に仕様作成を行なった。 モデル（Ｍ）、ビュー（Ｖ）、コントローラ（Ｃ）を主体とする「3層開発モデル」を体験するには良い手法であるため、実施した。 研究会ポイント 演習を主体として実施した。 各種作図ソフト等を使用し、実習を多く行なった。 最終的にプログラム作成までを目標とした。 「プログラムに結びつく設計」を目指すため、最終的な成果物としてのプログラム作成を目指した。 研究会まとめ（1回目） 実施内容 「ＵＭＬ研修会１」を参照願いたい。 ポイント 講師紹介、全体スケジュール説明、課題説明等を行なった。 課題については別添「行き先掲示板システムイメージ」を参照願いたい。 研究会まとめ（1回目） ＵＭＬ以外の図や表も重要 使い慣れている図は使っても良い、すべてＵＭＬ図にする必要な無いなど、柔軟な使用法を説明された。 営業マンが顧客ヒアリングしてきた情報から、ＳＥヒアリングのために事前資料作成を実践した。 人や物のドメインモデルの作成 ドメインモデルサンプル１（人） ドメインモデルサンプル２（人） ドメインモデルサンプル３（物） ドメインモデルサンプル４（物） 研究会まとめ（1回目） ドメインモデルのポイント 顧客の業務を正確に理解するために、その顧客の業種、業務に関する基本概念を整理する 現場の観察が重要 モデリングの順番 人、もの、お金の順で考える。 ユースケース図の作成 ユースケースサンプル１ ユースケースサンプル２ 研究会まとめ（1回目） ユースケース図のポイント 誰が何をしているか？したいか？ 誰がどの業務にどのようにかかわっているか？ 図の意味 アクタ：システムの利用者 ユースケース：業務（処理） アクタとユースケースの関連 処理のモデリングの実施 ＣＲＣカードサンプル 研究会まとめ（1回目） ＣＲＣカードについて クラス、責務（レスポンシビリティ）、協調（コラボレーション）を表現する 　ー主要な責務をクラスとしてカードを作ります。 　－左側にそのクラスの責務を書きます。 　－右側にその責務を果たすために必要なクラスを書きます。（コラボレーション） 研究会まとめ（1回目） ＣＲＣカードのポイント クラスに何をやらせるかと、何に依存しているか。 自分がクラスになって考えること。 研究会まとめ（1回目） 成果物を元に顧客ヒアリング実習を実施した。