周防滩底质环境调查.PDFVIP

周防灘底質環境調査 和西昭仁･内田喜隆 周防灘海域の底質を調査し､漁場環境に係る基礎デー 外観､生物等の混入状況､臭気 (種類･強度))､乾泥率､ タを得る｡ 粒度組成､泥分率､pH､COD､強熱減量 (IL)､全 硫化物量､溶存酸素吸収量､底層 (底上 1m)の水温･ 方 法 塩分･溶存酸素 1 調 査 船 せと (30トン) 5 分析方法 採泥にあたっては､エクマン･バージ型採泥器 (採泥 2 調査海域および調査点 面積:0.0225m2)を用い､各定点で 1回ずつ採泥した｡ 周防灘海域に設定した34定点 (St.1-34､図 1およ 棒状温度計で速やかに泥温を測定した後､十分に混合 び衷 l) した表層泥 (0-2cm層)について性状を記録した｡ この際､泥色については､標準土色帖1)の分類によった｡ 3 調査時期 その後､試料を容器に入れて密封し､クーラーボック (1)季節調査 (St.2-22) スで保冷して持ち帰った｡ 平成15年5･8･11月､平成16年3月 併せて､各定点において､水温と塩分の鉛直分布をメ (2)毎月調査 (St.1) モリーSTDで､底層の溶存酸素をウインクラー法で測 平成15年4月～平成16年3月の毎月1回 定した｡ (3)補足調査 (St.23-34) 試料は水質汚濁調査指針2)ぉよび海洋観測指針3)に 平成15年4-5月 より速やかに分析した｡粒度分析においては､ふるい目 の開きが4mm､2mm､1000〟m､500仰､250〟m､125仰､ 4 調査項目 63仰のふるい (JISZ8801)を用い､63〟mのふるいを通 底質の性状 (泥温､泥色 (色名､色相･明度･彩度)､ 過した画分を泥として扱った｡ 光 20■ 40 図1 調査定点 ･季節調査定点(5･8･11･3月) l∃毎月調査定点 口補足調査定点 -268- 表 1 調査定点の位置 (1)季節調査･毎月調査定点 定点 位置 北 緯 東 1 3305848 131025経 定点補足調査定点33位置 3北 緯 東 経 3 305257 2 3305806 131 09 4 3305250 1310