电子政府GPKI.pptVIP

電子政府とGPKI CACAnet FUKUOKA 慶應義塾大学看護医療学部 宮川祥子 「電子政府」という??? 掛け声 予算 調達 見えない実態像 グランドデザインは？ 誰のため 何のための電子政府なのか われわれは？ 行政スタッフは何をすべきか ベンダーは何を開発すべきか 研究者は？ 市民は？ 電子政府プロジェクト GPKI(政府認証基盤） 「電子政府」プロジェクト 1999年12月政府による「ミレニアム?プロジェクト」に盛り込まれる 省庁で扱っている各種申請?届出の電子化?インターネット化 政府調達の電子化?インターネット化 スケジュール 2000年度　各省庁において申請?届出についてのアクションプラン策定 2003年度までにアクションプランの実施 2005年度までに政府調達の電子化を実現 「電子政府」プロジェクト（続き） 電子化の範囲と手法 電子政府で実現されるオンライン化(1) 電子政府で実現されるオンライン化(2) 所得税?固定資産税?消費税等の申告 国民年金?健康保険?厚生年金保険関係の届出 医薬品?医薬部外品?化粧品又は医療用具の副作用?感染症状の報告 国家試験受験手続（一部：介護福祉士?栄養士等） 医師?歯科医師?看護婦についてはシステム検討 不動産登記?商業法人登記 入出国?パスポート関連 自動車関係（平成17年度） 政府認証基盤（GPKI） 政府内（GtoG)、政府と民間(GtoB, GtoC)での文書のやり取りをインターネット経由で行う 文書の真性性の確保が必要 差出人が特定できること 文書が改ざんされていないこと 電子署名 「電子署名」???電子的な文書が真正であることを証明するデータ 「鍵」と呼ばれる秘密データを使う???秘密鍵は盗まれてはいけない！ 紙の文書（契約書など） サイン 認印 実印＋印鑑証明 契約の重要さによって使い分ける 電子署名は、電子データに対する押印 電子署名こぼれ話 ボルチモアテクノロジーズのビデオ 米国大統領とアイルランド首相が電子署名で条約に調印 通常では。。。そのあと握手して万年筆を交換 ビデオでは。。。握手して秘密鍵の入ったICカードを交換 制度的に見たGPKIの必要性 一般的なPKIの構造 認証機関（CA:証明書を発行する） Subscriber（証明書を発行される） Relying Party（証明書を検証する） GPKIの構造 GPKIの構造 BCA---新しい技術 他のドメインを信じることなく証明書を検証することが可能 BCA自体は信頼点とはならない 米国FPKI（Federal PKI)で採用---プロトタイプによる接続実験の段階 実際に利用された経験が世界中のどこにもない Relying Party（証明書を検証する側）のクライアント（WWWブラウザ、メールクライアント等）改造が必要 GPKIの電子証明書は「何を」　証明するか 官庁CAが発行する証明書は「官職証明書」 「本人」ではなく「官職」を証明するデータ たとえば???私は「経済産業省情報経済産業局電子政策化課長補佐1号」です。 役職が変わると、　鍵は次の担当者に引き継がれる（鍵はICカードに格納） 証明書執行を少なくするための工夫 本当にこれでいいのか？ 「官職」さえ証明されればいいのか 属性証明書との整合性は？ 電子署名法世の中に実印と認印があるように 電子署名も千差万別 どんな認証局が発行した鍵を使っているか 実印相当の認証局 十分に安全な運用 認印相当の認証局 それなりの運用？ 「実印」レベルの認証局を国が認定 →電子署名法の認定 制定までの紆余曲折 通産?郵政?法務の提案 電子商取引をスムースに行うために 犯罪防止的視点からの介入 すべての認証局を登録制にしようとか キーエスクローを義務付けようとか 電子署名法とGPKI GPKIは、政府の認証局と民間の認証局もブリッジする どのような民間認証局がつながるか 電子署名法で認定された認証局 BCAに接続するための技術的な要件をクリア ＋α GPKIの現状 2001年1月～3月に相互接続実験 発注仕様書には「相互接続性確保」という要件はなし ベンダーの良心？ CA中心 クライアントは擬似 4月より、相互接続開始 経済産業省 国土交通省 商業登記 GPKIに関する情報源 GPKI公式ホームページ http://www.gpki.go.jp/ GPKI勉強会のページ（宮川主催） http://siren.sfc.keio.ac.jp/GPKI 主な電子政府関連システムの受注実績日経新聞より　　 GPKI?電子政府のスケジュール 2000年度 ブリッジCA構築　通産?運輸?郵政で各省CA構築 ブリッジCAは総務省により調達 2001年1月