床ずれ防止用具体位变换器.pdfVIP

ご利用者様の身体状況と床ずれの起きやすさ、また介助者がどのような介護をできるのかなどを ふまえて、必要な床ずれ防止用具の機能を選択するようにしましょう。 床ずれ防止用具・体位変換器 選ぶ前に知っておきたいこと 床ずれの起きやすさは個人によって異なります。ベッドや車いす上でどれほど身体を動かせるか（寝返りというきちんとした 動作でなくとも、腰を浮かせられるとか、少しだけ動かせるとか）や痛みを感じるかどうかを確認します。 痛みを感じることができ、わずかでも身体を動かすことができると床ずれが起きる可能性は小さくなります。 ・ 具 器 用 換 止 変 防 位 れ 体 ず 床 骨の出っぱり（骨突出）があるとその部分に圧力の集中が起きやすく、 床ずれが起きやすくなります。その部分の圧力を分散させる方法を考えましょう。 排泄方法が合っておらず、排泄物による皮膚へのダメージがあると、床ずれが起きやすくなります。 この場合にはマットレスの対応だけでは解決できません。まずは適切な排泄方法を考えましょう。 すでに床ずれがある場合にはその原因を考え、圧力が問題な場合にはひとまず床ずれ部分の圧力を小さくすることが大切 です。エアマットレスや体圧分散性の良いウレタン系のマットレスを利用する必要があります。ずれが原因の場合はずれを小 さくする工夫が必要です。移動動作でこすったりぶつけたりすることが原因の場合は、その原因をなくす工夫が必要です。 現在では床ずれがない場合でも、過去の経験は貴重な情報です。いつ頃どこに起きたのか、程度はどれくらいだったの か、治るまでどれくらいかかったのか、原因は何だったのかなど、わかる範囲で確認しましょう。対策を立てる上で大きな 参考になります。 床ずれ防止用具・体位変換器 選び方のポイント・目安 ご利用者様の状況に合わせた選び方が大切です。 エアマットレスやウレタン系など、体圧分散性の良いマットレスを選びます。 背上げ時におしり周辺の空気圧を高くできるエアマットレスを選びます。 エアマットレス内の空気圧が変動することによって船酔いのような不快感があるときは、エアマットレスではなくウレタン 系のマットレスを選びます。 介助の方法を基本的に見直す必要があります。背を上げる前に正しい位置に寝かせること、その場合にどのような介 助動作で位置を変えるかも考えます。また背を上げるにつれて頻繁に「背抜き」介助が必要になります。背を下げたと きも必ず横向きにしながらずれを減らします。 課税商品の「希望レンタル価格」及び「お客様負担」の金額は、全て税込みの金額となっております。 23 最新の情報はこちらのホームページをご覧ください http://www.rentacom.jp/ 171005 671005 ポイント 体重の軽い方の体圧分散効果に優れ、また起居動作支援もできるマットレス。 ■体重の軽い方でも十分に身体が沈み込み、体圧分散効果が高い。