生涯学习社会実现向.pdfVIP

生涯学習社会の実現に向けて 高度情報化や少子高齢化、環境問題の進展、そして地方分 権に向けた改革な ど、社会の急激な変化は、一人ひ とりの日 常生活にも大きな変化をもたらしています。 誰もが経験 したことのないこの状況は、不穏な方向性を示 しながら、将来展望に向けた大きな試練を私たちに投げかけ ているのではないでしょうか。 市民一人ひとりの豊かで活力ある人生の実現、さらに次世代へ持続可能な環境や社会 を築くためには、先人が今 日までに成し得てきた利便性という恩恵を活用する反面、少 子高齢化や環境問題などといった現代の課題を私たちがどう認識し、今後どのように対 応していくべきか、問われてるものと認識しております。 生涯学習の振興は、一人ひと りの生きがいを求める活動、ひとづくり活動にはじまり、 さらにその活動で得た成果を発揮しながら、積極的に社会活動へ参加してい くことであ り、そういった課題への地域ぐるみの取 り組みを通して、今以上に住みよい、魅力ある 地域へと変革をもたらし、さらに市の発展へと導いてくれるものと確信しております。 生涯学習社会が進展するほどに本市のまちづく りは進むものであり、生涯学習による ひとづくりとまちづくりは、相関しなが ら市の生涯学習が発展し、さらに市の活性化へ と導かれるものと考えます。 本生涯学習推進計画は、生涯学習社会の実現をめざして関連の施策を体系化 し、市の 基本的な考え方や施策の方向性を明らかにするものであり、今後、この計画に沿って市 民の皆様と行政の協働体制を推進しながら、ひとづくり、まちづ くりに向けた施策を展 開する所存でございます。 本計画の策定にあたり、燕市生涯学習推進協議会の委員の皆さまをはじめ、市民意識 調査等で、多くの貴重なご意見をお寄せいただいた市民の皆さまに心から感謝申し上げ ますとともに、本市の生涯学習社会への進展に向け、より一層のご理解とご協力をお願 い申し上げます。 平成 ２０ 年 ４ 月 燕 市 長 小 林 清 第１次 燕市生涯学習推進計画 目 次 Ⅰ 計画の趣旨 １ 計画策定の目的 １ ２ 計画の位置づけ １ ３ 計画の構成と期間 ２ ４ 計画の策定・推進体制 ３ Ⅱ 燕市の生涯学習の現状 １ 燕市の概要 （１）位置と地勢 ４ （２）人口の状況 ５ ２ 市民の生涯学習に関する意識 （１）生涯学習に関する市民意識調査 ６ ３ 生涯学習施策の現状 （１）学習機会の状況 16 （２）主な学習施設等