日本測地学会第104回講演会.pptVIP

精密単独測位(PPP)によるスタティック?キネマティック測位精度の評価 技術コンサルタント　高須　知二 単独測位 VS 精密単独測位 単独測位 VS 精密単独測位 相対測位 VS 精密単独測位 基準点が必要 測位解：相対座標(基線ベクトル) 位相バイアス：二重差、整数、FIX解 相対測位 VS 精密単独測位 基準点が必要 測位解：相対座標(基線ベクトル) 位相バイアス：二重差、整数、FIX解 精密単独測位のモデル 電離層二周波電離層フリー線形結合 対流圏天頂遅延量推定+Mapping関数 精密補正アンテナ位相中心地球潮汐効果(局位置変動)Phase Wind-up効果 精密暦の問題 IGS精密暦：Final, Rapid, Ultra-Rapid 軌道精度：～5cm(決定値)、10cm(予報) 時計精度：0.1～0.2ns(決定値)、5ns(予報) 時計補間誤差：0.1ns～0.6ns(5分間隔) GpsTools (GT) ver.0.5.6 スタティックPPP精度評価 期間：2004/1/1～2004/12/31 測位モード：24HスタティックPPP、5分間隔 精密暦：IGS Final 最低仰角：10度 対流圏遅延：ZTD/水平勾配推定+NMF アンテナモデル: IGS_01.PCV 局位置変動：固体地球潮汐、海洋荷重 ITRF局(IGS基準座標局IGb00) ITRF局スタティックPPP結果(一部) ITRF局スタティックPPP精度 ITRF局スタティックPPP水平オフセット ITRF局スタティックPPP垂直オフセット Global Offset補正 Helmert変換による座標値のFitting ITRF局PPP解Global Offset PPP解Global Offsetの解釈 dx/dy/dz：Geocenter Offset? Rx/Ry/Rz：ERP誤差? Scale：アンテナモデル誤差?季節変動??? 電子基準点スタティックPPP精度 電子基準点PPP水平オフセット 電子基準点PPP垂直オフセット 電子基準点PPP水平オフセット(拡大1) 電子基準点PPP水平オフセット(拡大2) 電子基準点PPP水平オフセット(拡大3) キネマティックPPP精度評価 期間：2004/10/3～2004/10/9 測位モード：キネマティックPPP、5分間隔 精密暦：IGS Final 最低仰角：10度 対流圏遅延：ZTD/水平勾配推定+NMF アンテナモデル: IGS_01.PCV 局位置変動：固体地球潮汐、海洋荷重 ITRF局キネマティックPPP結果(一部) ITRF局キネマティックPPP精度 PPPによる衛星精密軌道決定 LEO衛星：GRACE A, GRACE B 測位モード：キネマティックPPP、5分間隔 精密暦：IGS Final 最低仰角：0度 対流圏遅延：なし アンテナモデル: GRACE Offset+No PCV 機体姿勢モデル：LEO Satellite キネマティックPPP LEO衛星POD(1) キネマティックPPP LEO衛星POD(2) まとめ 日本測地学会第104回講演会 軌道/時計 放送暦 ～3m/～10 ns 雑音+マルチパスコード 0.1～1 m 電離層 補正モデル 1～10 m 対流圏 補正モデル ～0.3 m 測位精度 数m～数10m 軌道/時計 精密暦 ～3cm/～0.1ns 雑音+マルチパス搬送波位相 0.3～1 cm 電離層 ２周波線形結合 ～0.5 cm? 対流圏 モデル＋推定 ～0.5 cm 測位精度 1cm～数cm 基準点が不要 測位解：絶対座標(ITRF) 位相バイアス：ゼロ差、実数、FLOAT解 高時間分解能時計、リアルタイム時計 キネマティックPPPへの制約 ALGO TSKB AUCK SANT E:4.0 N:3.0 U:5.9mm E:4.6 N:5.4 U:8.8mm E:5.5 N:2.8 U:9.1mm E:5.5 N:4.9 U:15.0mm 2cm 2cm 2cm 2cm 2004/1/1-12/31、全局平均、単位：mm Global Offset補正、トレンド除去後 wrt IGb00、Global Offset補正後 wrt IGb00、Global Offset補正後 dx/dy/dz : 平行移動 Rx/Ry/Rz : 回転 Scale : 拡大?縮小 5mm 5mm 5mm ITRF PPP解 dx/dy/dz Scale Rx/Ry/Rx 国土地理院電子基準点 2004/1/1-12/31、全局平均、単位：mm Global Offset補正、線形トレンド除去後 wrt G