海草抽出物配合最新型根域土壤浸透剂.PDFVIP

ポセイドンは、きわめて革新的かつ先進的な根域の非イオン性の界面活性剤複合体であり、オーキシンをバランス よく含んだ海草抽出物を配合している。この画期的な界面活性剤システムは、撥水性土壌粒子に影響される根域の 水移動、水分布、水和、排水を改善し、大きく向上させることを目的とする。さらにポセイドンには別個の海草抽 出成分も含まれ、その目的は、多量および微量の天然の植物栄養源によって根域を肥やし、ストレス時の根の代謝 合成の減少によって生じるサイトカイニンとオーキシン蛋白質の欠乏を補うことにある。 化物の一部を貯蔵し、ストレス条件に備えておくのであ る。 　科学者や農学者、芝草管理専門家の大方の見方では、 USGAのグリーンで局所的なドライスポットや芝草の不健 全な生長が増えている原因の一端は、根域の疎水性（撥 水性）が高まっていることにあり、有機物を多量に生産 炭水化物分配 する新たな芝草品種の使用がその背景にある。自然界の 微生物による腐生プロセスで有機物の分解が生じ、それ 図は、刈高が高めの芝草において炭水化物生産の相対的分配方 によって非極性の有機化合物が生産され、それが土壌粒 向を示したもの。栄養生長に分配される量のほうが相対的に多 子を被覆して撥水性を与えるのである。 いものの、根の発達と貯蔵にもかなりの量が分配されることに 注意。 　しかし最も有力な研究群によれば、根本的な問題は撥 水性の増加や水移動の問題ではなく、水関連ストレスに 対する芝草の耐性が弱くなっていることだと考えられる。 芝刈り機の設定高の低下やプレーの増加（摩耗）、水質の 　しかし刈高が低くなると、光合成に利用できる葉身表 低下によって根系の短小化が進み、炭水化物（エネルギー） 面の面積が大きく減少する。その結果芝草植物は、生産 貯蔵が減少していることがその原因であろう。 する炭水化物の分配方法を変更しなければならず、貯蔵 している炭水化物に頼らなければ、再生や修復、代謝の 必要量を確保できないことも多い。貯蔵している炭水化 刈高の低下 物が枯渇すると、植物の生長や活力、競争力が減退する。 　刈高が低くなると芝草の炭水化物生産能にどのような さらに、植物の根量と発根深度も刈高を低くすることで 影響があるのだろうか。科学団体の指摘によれば、植物 減少する。シュート密度は根の密度を犠牲にして増加す の生長や発達、ストレス耐性に重大な悪影響を及ぼす。 る。浅根性の芝生は深根性の芝生に比べて水ストレスへ 芝生植物は刈高が高いほど、有効エネルギー、二酸化炭素、 の感受性が高く、土壌水分貯蔵を十分に利用できない。 水を効率的に利用し