北九州PCB废弃物处理事业-环境.PDFVIP

資料１－１ 北九州PCB廃棄物処理事業 （変圧器・コンデンサー等）の完了について 平成31年３月 環境省廃棄物規制課 PCB問題の歴史的経緯 １．問題の発生～製造の中止 昭和29年PCBの国内製造開始 昭和43年西日本を中心に広域で、米ぬか油へのPCB混入による食中毒「カネミ油症事件」が発生 昭和47年行政指導によりPCB使用製品の製造中止、回収等の指示（国内使用量 累計約5.4万トン） 約30年間、民間主導で処理施設の立地 この間に、高圧変圧器・コンデンサー等 がが試試みみらられれるるがが、、全全てて失敗（39戦39敗） 約1.1万台が紛失（平成10年厚生省調査） 処理の停滞・保管の長期化・漏洩等の環境リスクの増加 ２．PCB特措法の成立～PCB廃棄物処理事業の実施 平成13年PCB特措法成立。国が主導し、全国５か所にJESCO（中間貯蔵・環境安全事業株式会社） の処理施設（世界でも類を見ない大規模な化学処理方式）を、施設立地地域のご理解、ご協力の下、 順次設置。 平成16年北九州PCB廃棄物処理施設で高圧変圧器・コンデンサー等の処理を開始。 （平成17年豊田、東京、平成18年大阪、平成20年北海道の処理施設で順次処理を開始） 平成26年各施設の処理期限（当初は平成28年７月）を延長。再延長は無いこと等を施設の立地自治 体に約束。 平成28年 PCB特措法を改正し、処分期間内（計画的処理完了期限の１年前まで）の処分の義務づ け等、期限内処理を確実にするための事項を措置。 平成30年１月平成26年から本格的に開始した変圧器・コンデンサー等の掘り起こし調査を北九州事 業地域の全37県市で完了。 （約20万事業者を対象に調査の結果、約1,200事業者で計約1,700台の保管を新たに確認、順次処分を完了。） 平成30年３月PCB特措法に基づく北九州事業地域の変圧器・コンデンサー等の処分期間の終了。 平成31年３月北九州PCB廃棄物処理事業（変圧器・コンデンサー等）の計画的処理を完了。 1 北九州PCB廃棄物処理事業（変圧器・コンデンサー等）について ・北九州事業地域の変圧器・コンデンサー等は、平成16年の操業開始からの15年間で、 約12,000事業者の変圧器約3,000台、コンデンサー約59,000台の計62,000台を処理し、 平成31年３月に計画通り処理を完了する。 ・J ESCO北九州PCB処理事業所（第１期施設）は、平成31年３月で操業を終了し、平成31年４月 以降、安全第一で解体・撤去を進めていく。 ・北九州事業地域の変圧器、コンデンサー等は、全国で初めて計画的処理を完了。ここでの 先行的な取組や事例を他の地域・事業における掘り起こし調査から事業運営に展開し、 我が国全体のPCB廃棄物処理事業を更に推進していく。 ※なお、計画的処理完了期限に間際に新規に発覚し、期限に間に合わず保管継続となった案件（５件、５台）が存在 （平成31年３月25 日現在）。この種の事案についても、国・自治体が発生・保管状況を継続的に把握し、紛失を防止し つつ、今後、必要に応じて、適切な対応のあり方を検討していく。 変圧器類の年度毎の処理台数 コンデンサー類の年度毎の処理台数 処分期間→ 処分期間→ 400 9,000 掘り起こし調査の実施 掘り起こし調査の実施 8,000 処分委託契約の促進 350