保育指导案.PDF

保育指導案 １ 日 時 平成２８年１０月２６日（水） ８：１５～１０：３０ ２ 組 名 あか１組 ( ４歳児) 男児 １２名 女児１４名 計２６名 あか２組 ( ４歳児) 男児 １２名 女児１６名 計２８名 ３ 場 所 園庭・保育室 ４ 保育内容 遊ぼう！！自然と友達と ５ 子供の姿・環境と教師の援助 ○ 子供の姿 進級当初は，自分のやりたい遊びを見付け，泥んこ遊びや色水遊び，虫探しなど様々な遊びに興味を もって遊ぶ姿が見られていた。友達と一緒に遊ぶことを楽しむ子供もいたが，一人で好きな遊びに没頭 し，友達とかかわって遊ぶことが少ない子供もいた。また，自分の思いは主張するが，友達の思いを受 け入れることが難しく，遊びの中で友達と自分の思いや考えがぶつかりいざこざが起こることもあった。 経験を共にすることで，徐々に友達に自分の思いや考えを伝えたり聞いたりしてかかわり，友達の思い を受け入れながら，一緒に遊ぶ楽しさを味わうことができるようになってきている。 ごっこ遊びが好きな子供が多く，園庭では砂や泥，季節の花などを使ってケーキやごちそうを作っ たり，作ったものを使って友達とお家ごっこやお店ごっこを楽しんだりしている。また，「おひさまバ ルコニー」では，気の合う友達と誘い合い，お父さんやお母さんなどの役になりきり，言葉を交わしな がら，お家ごっこをして遊んでいる。 園外保育で橘神社に行き，ドングリや栗，小枝などを見付けて拾ったり，園内でジュズダマやオシロ イバナ，フウセンカズラの種拾いをしたりするなど，秋の自然物に触れてきた。拾った自然物は，お店 屋さんで売ったり遊びに必要なものを買ったりして，友達とやりとりすることを楽しんでいる。買った 自然物は，ごっこ遊びのごちそう作りや色水遊び，製作遊びに使い，自分のしている遊びだけではなく， 友達のしている遊びにもかかわって遊びを広げてきている。また，ドングリごま遊びでは，机から落ち ないようにするにはどうしたらよいのかを考え，こまを回す台に枠を付けるなどの工夫をしようとする 姿が見られた。枠が倒れないようにするにはどうしたらよいか考えたことを伝えたり，友達の思いを受 け入れたりして，一緒に作る楽しさを味わっていた。他の遊びでも自分の考えたことを友達に伝え一緒 にやってみたり，諦めずに繰り返し挑戦したり，自分なりに工夫したりしている。 異年齢交流に関しては，年少児のしているバスごっこに興味をもち，信号機やバス停などを作ってあ げたり，ジュズダマ通しやドングリごま作りで困っている様子に気付き，一緒に作ったりして優しくか かわる姿が見られる。 ○ 環境と教師の援助 これまで，学級で触れ合い遊びや簡単なルールのある遊びをしたり，教師が様々な遊びに誘い一緒に 遊んだりすることで，学級のいろいろな友達と遊ぶ楽しさを味わい，友達とのかかわりが広がるように してきた。また，友達とかかわって遊びたいという気持ちを大切にし，同じ場で遊ぶことができる環境 を整えたり，友達のしている遊びに興味がもてるように，振り返りの場を設けたりしてきた。また，子 供の思いを表現しようとしている姿を認め，さらに友達同士がつながることができるような言葉がけを 心掛けている。いざこざが起きた時には仲介役となり，互いの思いを受け止めたり汲み取ったりしなが ら，どうしたらよいか一緒に考えている。これらのことを通して，友達に自分の思いやイメージを表現 しようとする姿が見られるようになってきた。 ごっこ遊びでは，サッカーゴールにシートを巻いて 「お家」として使うことができるように配置した り，自然物や家庭で使っているような調理器具を用意したりすることで，イメージが広がり，より遊び に没頭することができるようにしている。また，必要に応じて教師が互いの思いを聞いたり，自分の思 いを言う姿を認めたりしながら，それぞれのイメージをつなげていくことができるようにかかわってい る。遊びの中で自分の思いや考えを友達に伝え，イメージを共有しながら遊ぶ楽しさを味わってほしい。 また，子供たちは園外に自然物を拾いに行ったり，園庭で種拾いをしたりして秋の自然物に親しん でいるが，拾った自然物を生かした遊びにつ