飞驒牛生产基盘强化対策事业费-岐阜県.DOCVIP

予算要求資料 平成25年度当初予算　　　支出科目　款：農林水産業費　項：畜産業費　目：畜産振興費　　　 事業名:新　飛騨牛生産基盤強化対策事業費　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （この事業に対するご質問?ご意見はこちらにお寄せください）　 　　　　　　　　　　　　農政部畜産課酪農肉用牛係　電話番号：058-272-1111（内２８７８） 　　　　　　　E-mail： c11437@pref.gifu.lg.jp 事業費 　要求額：28,500千円（前年度予算額：0千円） 要求内容 １　事業の概要 ＜現状＞ ①県内市場に上場される優秀な雌子牛は、他県に高値で購買される。 ②前回第９回全共以降、ブランド力が飛躍的に向上した「宮崎市」の基礎となった「安平」号は、高山市で生産された雌子牛の産子である。 ③飛騨牛の躍進により、新規就農者?希望者が増えているが、地域に根付かせ、技術力の底上げを図るためには、技術的な相談ができる仲間作りが肝心である。 ＜事業目的＞ ?牛づくり?「優秀な雌牛の保留?増頭により、飛騨牛の質?量の充実を図る。」 ○県内の優秀な雌牛が県外に流出しないよう、子牛市場上場前に巡回調査を実施し、保留候補牛を推奨し、生産者に保留の啓蒙?促進を行うとともに、保留を行う生産者に対し支援を行う。 ?人づくり?「担い手に先人の技（飼養管理技術）の継承を図る。」 ○担い手が、先人の技術を吸収し、高品位な飛騨牛増産に向けた繁殖並びに肥育技術を高めるための研修会等に対し支援を行う。 ?検　証?「良い素材（牛）を良い技術（人）で究極の「飛騨牛」に仕上げる。」 ○５年に一度開催される全国和牛能力共進会で優秀な成績を収め、飛騨牛がブランドのトップランナーであることを全国に知らしめるため、出品に向けた候補牛の選定?調教といった事前の組織的な共進会等の開催や出品に要する経費に対し支援を行う。 ２　所要経費 補助金　　　　　　　　　　　25,900千円 事業実施主体事務委託費　　　 2,600千円 決定額の考え方 　補助事業内容を精査し所要額を計上します。 要求額の財源内訳（単位：千円） 区　分 事業費 財　　　　源　　　　内　　　　訳 国　庫 支出金 分担金 負担金 使用料 手数料 財　産収　入 寄附金 その他 県　債 一　般 財　源 前年度 予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0 要求額 28,500 0 0 0 0 0 0 0 28,500 決定額 27,375 0 0 0 0 0 0 0 27,375 事務事業評価調書 ■ 新規要求事業　 □ 継続要求事業 １　事業の目標と成果 （事業目標） 飛騨牛の質の向上並びに増産に努め、平成29年に開催される第11回全国和牛能力共進会（宮城県大会）で優秀な成績を上げ、飛騨牛を全国にＰＲする。　 （目標の達成度を示す指標と実績） 指標名 事業開始前 指標の推移 現在値 目　標 達成率 飛騨牛認定頭数 （H ） 11,572 （H20） 11,437 （H21） 11,261 （H22） 13,500 （H27） 83％ （H　） （H ） （H ） （H　） （H　） ％ ○指標を設定することができない場合の理由 （平成24年度の取組） （平成24年度の成果） ２　事業の評価と課題 （事業の評価） ?事業の必要性（社会経済情勢等に沿った事業か、県の関与は妥当か） ○：必要性が高い、△：必要性が低い （評価） ○ ぎふ農業?農村基本計画中、農産物出荷額増大プロジェクト（じまん農産物づくり）において「飛騨牛」のブランド力向上に取り組むこととされている。 ?事業の有効性（指標の状況から見て事業の成果はあがっているか） 　○：期待した効果がある、△：一定の効果がある （評価） ○ 　肉用牛生産農家の高齢化が進み農家戸数は減少し続けているが、規模の拡大?質的向上により「飛騨牛」生産頭数は微減の状況。規模拡大を進める既存農家や経営転換による新規生産農家に優良な繁殖雌牛や肥育素牛が配置されることで「飛騨牛」生産減少の抑制効果が期待できる。 ?事業の効率性（事業の実施方法の効率化は図られているか） 　○：効率化は図られている、△：向上の余地がある (評価) ○ 　（社）岐阜県畜産協会をはじめとして、公益社団法人全国和牛登録協会岐阜県支部や全農岐阜県本部、生産者団体や県市町村など県域全体で飛騨牛改良推進並びに担い手の育成に取り組む体制が構築されている。 （今後の課題） ○県内市場に上場される優秀な雌子牛は、他県に高値で購買されており、積極的な地 域内保留や県内保留体制のネットワークの構築が必要。 ○飛騨牛の躍進により、新規就農者?希望者が増えているが、地域に根付か