蒋秣古代文学史第三章中世の文学.ppt

二、主な文学流派ー③武士庶民の文学 主人公：平清盛（たいらのきよもり） 内容：平家一門の栄華と没落 思想：無常観 　　　因果応報 「平治物語絵巻」 平家物語の冒頭文 大鎧など 二、主な文学流派ー③武士庶民の文学 太平記（たいへいき） ①成立：14世紀半ば ②編者:未詳 　儒教理論を基盤にする。和漢混交文。 二、主な文学流派ー④御伽草子 御伽草子：おとぎものがたり ①成立：室町時代から江戸初期 ②編者：未詳。 　　300 編余の短編物語。種類が多く、教訓的?啓蒙的?空想的内容のものが多い。通俗的、大衆的作品群。 一寸法師 「源頼光酒呑童子を退治す」 酒呑童子図屏風／作者不詳 二、主な文学流派ー③武士庶民の文学 宇治拾遺物語（うじしゅういものがたり） ①作者：未詳 ②成立：十三世紀前半 　説話文学の代表作。約200編。 二、主な文学流派ー③武士庶民の文学 　　能 　　能は、室町時代に観阿弥?世阿弥父子によって大成された、日本で最初の舞台劇である。 二、主な文学流派ー③武士庶民の文学 狂言 　能の前場と後場の間に演じられる。仮面を使わずに主として対話や所作によって演じられる喜劇である。 二、主な文学流派ー③武士庶民の文学 小唄（こうた） 広く民間に流行した歌謡である。小歌は狂言の中にも多く見られ、これを狂言小歌と言う。用語もかなり自由で、平易流暢な口語を用いるのが普通である。 P o w e r B a r 中国专业PPT设计交流论坛 古代文学史第三章　　　　　　　　　　　ー中世の文学 　　　　　　一、中世の文学概観 中世： １１９２年　鎌倉幕府～１６０３江戸幕府 1)鎌倉時代 2)南北朝時代 3)室町時代 4)安土桃山時代 一、中世の文学概観 時代背景： 　武士階級が台頭して権力を握る中世は、社会の転換期で、動乱の時代ともよばれる。宗教の時代であったともいえる。 一、中世の文学概観 文学概観： 文学の担い手：貴族から庶民へ 新しい変化：和歌の衰退 　　　　　　　　軍記物語の出現 　　　　　　　　隠者文学の誕生 　　　　　　　　説話文学の流行 　　　　　　　　庶民文学の出番 　　　　　　　　 二、主な文学流派ー①公家貴族の文学 新古今和歌集（しんこきんわかしゅう） ①成立：1205年 ②編者：藤原定家（ふじわらさだいえ） 　　　　　寂連（じゃくれん）など6人 　二〇巻。約1980首。 日本三大歌集：万葉集　古今集　新古今 二、主な文学流派ー①公家貴族の文学 歌風：新古今調 　　　　幽玄体 　　　　七五調、体言止め 幽玄：ことばの意味の概念内容には重きをおかず、時にはそれを無視してまでも韻律や映像効果によって美的情調の複雑微妙さをとらえようとする。 新古今和歌集 昔思ふ草の庵の夜の雨に涙な添へそ山時鳥 　　　　　　　　　　　 －藤原俊成 【現代語訳】 昔(栄えていた頃)を思い出しているこの草庵の夜の雨に?(鳴いて)どうかこれ以上涙を添えてくれるな?山の時鳥よ? 二、主な文学流派ー①公家貴族の文学 百人一首(ひゃくにんいっしゅ) 百人の歌人の歌を一首ずつ集めた 恋の歌と四季の歌が多い 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ　　わが衣手は 露にぬれつつ　 ----天智天皇 現代語訳 秋の田のほとりにある仮小屋の屋根を葺いてある苫の編み方が粗いので。私の袖は苫屋根のすきまから漏れ落ちる夜露にぬれるばかりである。 秋来田野上，且宿陋茅庵。 夜半湿衣袖，滴滴冷露沾。 二、主な文学流派ー①公家貴族の文学 連歌(れんが)（575　77　575　77　…） 古典詩歌の一体。短歌の上下句を分けて二人で問答唱和することに始まり?同席の者が，上の句と下の句を逐次詠み続けていく形式の歌。無心派と有心派に分かれる? 二、主な文学流派ー①公家貴族の文学 金槐和歌集(きんかいわかしゅう) ①成立:1213年 ②編者:源実朝(みなもとのさねとも) 私家集?万葉調? 二、主な文学流派ー②草庵の文学 　中世になると隠者の手による文学作品が目立つようになる。その特色は、仏教的無常観に基づいて人間や社会、そしてその中に存在する自己を凝視する点にあるといえよう。隠者文学、草庵文学とも呼ばれる。 二、主な文学流派ー②草庵の文学 方丈記（ほうじょうき） ①成立：１２１２年 ②作者：鴨長明　（かものちょうめい） 内容：前半は、大火?旋風?遷都?飢饉?地震などの見聞を通して、人の世の無常を説く。後半は、自分の身の上と、庵で生活す