水俣市ーJICA连携事例発表.pptVIP

分科会（自治体） ①深江 浩一郎 住民協働の環境モデル都市づくりを目指して～水　俣　市～ １．水俣市の概要について 　 （１）水俣市の概要?歴史 源流から河口まで1つの水系 水俣病の経験と教訓 エコパーク水俣（水俣湾埋立地） 環境モデル都市づくり宣言 資源ごみステーション 各地区での市民による分別 水俣市ごみの推移(実績） 環境モデル都市づくり 主役は住民 ○住民主導 住民協働の環境モデル都市づくりを目指して * ２．水俣病について ３．住民協働での取り組みについて 　　ごみの２１分別??? ?水俣市の位置 熊本県の最南端 鹿児島県との県境に位置 面積　１６２．８７ｋ㎡ 人口　３０，５０１人 世帯　１２，４３７世帯 　平成１５年８月１日現在 面積：１６２．６２ｋ㎡ 東西２２ｋｍ　南北１４ｋｍ ?水俣市の地形 水　俣　湾 環境で破壊されたまち（負の遺産「水俣病」） 環境でまちを再生 （プラスの資産「水俣病」） 負の遺産を プラスへ １、水俣病の教訓を学び、後世に伝えていく。 ２、水俣病被害者の救済と、市民の融和を図っていく。 ３、循環する自然生態系の中の、人やその他多くの生物に ４、生命の基盤である海、山、川を大切に守り、次の世代に ５、文明社会のあり方を問い直し、有限な資源のリサイクル 配慮した産業活動への転換を促していく。 引き継いでゆく。 を基調とする社会システムづくりを進めてゆく。 「もやい直し」 ２１分別 資源ごみステーション 収集車輌＋細分化作業 ごみ収集車輌 ８４までの細分化作業 水俣市のごみ処理の状況 　?年間のごみ総量は１万?を上回る 　?燃やすごみは減少 　?資源ごみは微増 　?生ごみ平成14年12月から 　?ごみ処理費の増加 旅館?ホテル版 環境ISO 幼稚園?保育園版 環境ＩＳＯ エコショップの認定 環境モデル都市 「海の????????作戦」 おわり 水俣市は、源流から河口まで、水俣川という１つの水系をなしており、大変めずらしい地形をなしております。 　環境で一番大切な水、これをきれいに守るには水俣市民の取り組みだけで良く、水を大切にすることが、水俣市民の環境を守る心の原点でもあります。 　昭和52年（1977.10）から始まった水銀ヘドロの海を埋め立てる水俣湾公害防止事業が始まり、平成2年（1989.3）に完了しました。 　ここがその水銀ヘドロを埋め立てた水俣湾埋立地になります。 　現在は、環境と健康をテーマに、「エコパークみなまた」の 愛称で、平成２１年の完成をめざして、障害者をはじめ、誰もが集い、憩える緑の公園として整備が進められています。 　水俣湾に流入?堆積した水銀量は約７０トン～１５０トンともそれ以上ともいわれ、海底に堆積した２５ｐｐｍ以上の水銀を含む汚泥の厚さは４ｍに達するところもあり、面積は２０９，２ｈａもの広がりを見せていました。そこで、湾内に堆積した汚泥を処理し環境復元を図るため、（１９７７年）昭和５２年１０月より熊本県は水俣湾等公害防止事業に着手し、事業期間約１４年、総事業費４８０億円を投じ（１９９０年）平成２年３月に事業は終了し、５８、２ｈａの水俣湾埋立地が完成しました。 まず始めに、水俣市の概要について少々ご紹介させていただきます。 皆さん、既にご存知だとは思いますが、水俣市は、熊本県の最南端、鹿児島県との県境に位置し、 ●面積：162.87? ●人口：約30,501人 ●世帯数：約12,437世帯 の小さな地方都市です。 【住民主導】 今後、これを持続?発展していくためには、常に5年先、10年先の取り組みを続けていかなければなりません。 　それも、市民とともに。 　水俣市では、あくまでも主役は住民であり、様々な施策も住民の方々に引っ張ってきて頂きました。 　また、水俣の将来を担う子供たちは、私たちのやり方を既に実行し、私たち以上のことを自らが考え、そして実践しています。 　これからも、私たちも市民とともに、このいくつもの大波をこえられるよう、しっかりと綱を結び直し、持続可能な取り組みを協同して進めて参りたいと思います。 それでは、1点目に水俣市の概要について、 　　　　　2点目に水俣病について、 　　　　　3点目にごみの２１分別の取り組みについて、 　そして、4点目に2003.7.20発生した水俣豪雨災害について、簡単に、ご紹介をさせて頂きたいと考えております。 それでは、さっそくお話をさせて頂きたいと思います。 　水俣と言うと、皆さんが、まず思い浮かべられるのが 水俣病だと思います。 　水俣病は、昭和30年代に発生した公害病で、簡単に言うと水俣病の原因企業であるチッソが排出した水銀ヘドロに含まれた、重金属の中毒によ