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岡山大学経済学会雑誌23(1),1991,27~53
徳富願解r不如帰』における時代描写
神 立 春 樹
目 次
1 はじめに
2 徳富萱花r不如帰』の概要
(1)内容の概要
② 創作の経緯
3 本書の評価
(1)本書の評判
(2)本書の評価
4 『不如帰』における問題性
(1)家族制度の問題
(2)軍人・政商の描写
5 r不如帰』における時代描写
(1)著者の認識
(2)時代の批判的描写
1 はじめに
本稿は,徳富藍花r不如帰』についての一検討を行ない,そこにみられる
時代描写を摘出し,本書の時代的特質を明らかにするものである。日本にお
ける産業革命=産業資本の確立を研究の対象としている筆者の,その時期で
ある明治という時代の全体像を描くという課題の一環に位置する。これまで
に筆者は,この時期に著された文学作品における,明治の農村,農民生活の
くの
描写を検討し,これを通じて時代把握を深めることを意図してきた。しか
一27一
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し,ただに農村にとどまらずに,より広くこの時代の特質を認識するため
に,この時代に著された文学作品について考察することとした。このような
くの
観点から先に尾崎紅葉『金色夜叉』をとりあげたが,今回は徳富藍花『不如
帰』をとりあげる。
まず,この書であるが,最も簡単な紹介をあげれば,「徳富藍花の家庭小
説。明治三一~三二年『国民新聞』に発表。海軍少尉川島武男の出征と愛妻
浪子の病患とをめぐる家庭的葛藤を描写」(r広辞苑』)となる。
この作品については,片岡良一は,「『金色夜叉』と『不如帰』とが,紅
葉,藍花二作家によって筆を執られてから今日までの間に,いろいろな方面
から大衆の中に入っていったほど,広くかつ永く社会の各層に浸潤し続けた
作品は,他にはあるいは容易に見出されないかも知れない。 r不如帰』が
書物として百数十版を重:ね,小説出版界に一つの記録を作ったことは,今更
くの
云うには余りに有名な事実になっている」と記しているが,この小説は,
「尾崎紅葉作。明治三一年以降r読売新聞』に連載,同三六年続篇をr新小
説』に掲載。富のために許婚の鴫沢(しぎさわ)宮を富山唯継に奪われた間
(はざま)貫一が高利貸になり,金の力で宮や世間に復讐しようとする」(r広
辞苑』)という小説r金色夜叉』とともに,近代日本の二大大衆(通俗)小説
である。
(1)これまでの筆者のものに,「藍花徳富健次郎rみみずのたはこと』における東京近郊農
村」r岡山大学経済学会雑誌』第17巻第3・4号 1986年,「島崎藤村r千曲川のスケッチ』
における佐久の兀々」同前誌 第18巻第1号 1986年,「田山花目『田舎教師』における
北埼玉の農村」同前誌 第19巻第1号 1986年,「思軒森田文蔵の描写した松方デフレ
期の岡山の農村」同前誌 第20巻第2号 1988年置がある。
(2) 「尾崎紅葉r金色夜叉』一その時代描写」r岡山大学経済学会雑誌』第21巻第1号
1989年。
(3)片岡良一「『金色夜叉』と『不如帰』の大衆性」(1932年9月『大阪朝日新聞』)『片岡
良一著作集第5巻』1979年 中央公論社 105~106ページ。
一28一
徳富藍花『不如帰』における時代描写 29
2 徳富藍花『不如帰』の概要
(1)内容の概要
人口に胞写しているものの,読まれることの少ないこの小説を検討するに
(4)
あたって,まずその概要を,大塚豊子氏の「この作品のあらまし」によって
みる。
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