作品12.pptVIP

thomason-12.ppt 画面仕様書 * 発見場所　全て高校内 とういうか〇〇高校の謎設備 　うららかな日差しの中気持ちよく日向ぼっこをしていた彼。駐車場の茂み付近で発見されたときも熟睡していらっしゃったようでピクリとも動きませんでした。 　見ればお友達のコンクリート氏にくっついて離れないご様子。ここまで仲良くなるのにかなりの労力を費やされたことでしょう。 　そんな美しい二人の友情が春の光に眩しいひと時でした。 東の門を入って右…駐車場にて 本館1階 囲○?将○部部室 部屋に入って右 進入不可 　とある部室のコンセント。写真左に使用方法不明の穴――― 　下に転がる侵入をたくらむ物体は行く手を阻まれている。 　ささやかな屈辱。何のための穴か分からない写真左のモノは相当汚れがたまっているご様子。 写真右にゴミ袋（とゴミ）が転がっているようですがお構いなく。 科学棟、１階 埃 　郊外に佇む忘れられたビル。かつては優秀なサラリーマンが集い企画を練っていたであろう建物に今寄り付く人はいない。そしていつしか首を吊った企業戦士らの幽霊がたむろする場所として知られ――――（嘘 　憂鬱な曇りの昼。薄暗い建物で写真をとったら見事な廃屋となって姿を現しました。埃にまみれたさびだらけの物体の役目は終わり、運悪く壁にもたれた生徒の制服を汚す忘れられた嫌われ者としての立場しか残っていません。 本館科学棟渡り廊下 　2階、本館と科学棟を結ぶ渡り廊下を歩きながらふと視線を上げれば、もともとは岐高生の頭上を明るく照らしていたであろうという彼が佇んでいる。 　後ろの廃れきってしまった科学棟にあわせて悲しい限りの廃物だが、実はみんなを見守ってくれているのであろう。 よく見たことありませんが、これって今でも機能しているんですかね 正門入って左校舎壁下 　写真をとったときには気づかなかった事実だが、その後使い方が判明した。 　まるで飲んでください、とばかりに日光の中に美しく佇む水道。うららかな春の公園を思わせつい手を出してしまいがちだがだまされてはいけない。地面から３０センチほどの位置にあるこの水道、校舎の外を巡るパイプと直結している上に、位置がかなりの曲者だ。 　どう使えっちゅーねん、とつっこみ写真をとったが、後日ホースをつなげて周りの植物に水を上げている白衣の先生の姿を発見して謎は解けた。 入学してあまり時間をおかずに始まった写真撮影だったので、かなり探検気分で楽しめた。後から「ああ、そういうことだったんだ」と納得するものもあり、強烈なトマソンとは少し遠いものも多かった気がする。 とりあえず高校の中の謎設備を探す、ということで、ぼろっちぃものを探してふらふらしたわけだが、一番のトマソンは理科棟ですかね。 写真は撮っていないし、無用というわけでもないけど、廃屋っぽい灰色のコンクリートとかが素敵。 トマソンを探して面白かったのは、普段見もしない「天井」をよく見たり、膝より低い位置のものを見ようとしたり、ものを見る方向をいろいろ変えて取り組めたことです。 * * * * *