超臨界co2ミセルを利用した有機物の超音波分解.pptVIP

超臨界二酸化炭素を用いて作製した水素同位体交換反応用の白金担持撥水性触媒 超臨界流体技術 放射性廃棄物処理 リサイクル 1 mm 超臨界二酸化炭素中に形成した逆ミセルを用いた研究 (i) 金属微粒子の作製 (ii) 放射性腐食生成物の除染 原子炉の配管内部には，放射性腐食製生物であるフェライト(M(Fe(III)O2)2が堆積する． このような配管を一括廃棄すると??? 放射性廃棄物量が増大する． 放射性腐食生成物を配管から分離し，分別廃棄することで放射性廃棄物量を低減できる． 微小なサイズの有機酸水溶液を 超臨界二酸化炭素中に分散 配管表面に堆積したフェライトを 母材を損傷せずに除去することができた． 除染前 除染後 超臨界二酸化炭素中に界面活性剤を用いて金属イオンを含む水溶液を分散させ， その金属イオンを還元することで，金属微粒子を作製する． 形成した逆ミセルのサイズ以下の金属微粒子を作製することができる． 白金微粒子が超臨界二酸化 炭素中に分散した様子 白金微粒子が担体に担持した様子 応用分野として??? 集積回路の配線 金属薄膜 水素同位体分離 用の白金触媒 超音波 応用分野として??? 汚染物質（衣類，手袋等）の除染 超臨界二酸化炭素中の逆ミセルの利用→放射性2次廃液の発生量の低減 複雑な形状を有する機器に対する効率的な除染 Ave. 4.1±1.7 nm 超臨界CO2ミセルを利用した有機物の超音波分解 これまでにない有機物分解法を提案?検証 超音波 超音波により生じる高温の気泡 有機物と混ざった超臨界CO2のミセルを界面活性剤水溶液中に形成させる． これに超音波を印加することで高温の気泡を生じさせ，ミセル中の有機物を分解させる． 有機物 + 超臨界CO2 界面活性剤 CO2と毒性の低い界面活性剤を使用するので環境負荷が小さい． 界面活性剤のみを使う場合に比べより多くの有機物を水中に保持できる． 水中で分解させるため火災?爆発等の事故のリスクが小さい． 減圧時に生じる気体は低温なので排ガス処理が容易である． この分解法の特徴?長所 ●超臨界CO2ミセルを利用することにより，単に界面活性剤を使用してミセルを形成させた場合に比べ，より多くの有機物を水中に保持できた． より多くの有機物が分解できる可能性がある！ ●液体中に超音波を印加すると水相より油相のほうが高温になり油相中の有機物が分解される． 超臨界CO2抽出への膜分離の適用 減圧 CO2 抽出物 ?CO2再利用のための付加 装置が必要 ?特定の溶質を選択的に取 り出すことが困難 抽出物を含む 超臨界CO2 問題点 膜分離 超臨界CO2 抽出物 抽出物を含む 超臨界CO2 高圧下のまま，超臨界CO2と抽出物の分離が可能 ?CO2の循環利用が可能 ?特定の溶質を選択的に取り出す ことが可能 一般的な超臨界CO2抽出 超臨界CO2抽出に膜分離を適用 ガラス固化体 希少貴金属 触媒等による利用増加 溶融炉壁損傷の原因 白金族(Ru，Rh，Pd)は??? ガラス成分 　??????75% 廃棄物 　??????25% Ru, Rh, Pd 　????1~2% ガラスに含まれる Pd, Ru, RuO2について，90%程度を回収できた． 液体金属を用いた白金族の回収 金属塊として回収 ガラスビーズ 白金族 回収用金属(Cuなど) ガラスへのCu微粒子の分散 ガラスに含まれる白金族の回収 CuOを含有させたガラス 還元後のガラスの　　吸光スペクトル Si，SiCによる加熱還元 加熱 Cuを微小化することで 硝酸への溶解を抑制 白金族との接触面積の増加 白金族回収率の向上が期待できる． ガラス固化体に含まれる金属を現存の技術を用いて取り出すことができることを示す必要がある． 資源(例えば廃棄物の構成要素)を処分施設から回収する 将来開発されるかもしれない他の処理処分技術を利用する ガラス固化体からの金属回収 高レベル放射性廃棄物の再取り出し可能性 模擬ガラス固化体　 熱処理 SiO2 酸処理 SiO2 B2O3 分相 金属取り出し 分相を利用したガラスからの金属の取り出し技術 B2O3-金属酸化物 1 μm 分相 ガラス固化体 原子力の熱を利用した熱化学水素製造プロセスの開発 複数の化学反応を組み合わせることにより， 低温の熱のみで水を水素と酸素に分解する化学プロセス 現在，主流として研究されているのは ヨウ素（I）と硫黄（S）を循環させるプロセス Water Hydrogen Oxygen 2H2O I2 SO2 H2 O2 H2SO4 HI I2+SO2+2H2O → 2HI+H2SO4 H2SO4 → H2O+SO2+1/2O2 2HI → H2