適応型合意形成モデルの 々の主体重視分析.pptVIP

適応型合意形成モデルにおけるエージェントの特性分析 近江　潤明　　三田村　保 大堀　隆文　　栗原　正仁 はじめに 構成 適応型合意形成モデル エージェント分析モデル エージェントの選好関係 合意された選好関係 合意結果に対する不満度 エージェントの合意後と初期との差異 シミュレーション 実験結果と考察 適応型合意形成モデルとは 選好関係のインデックス化 選好インデックスの正規化 エージェントの基本モデル 集団選好の導出とインデックス更新 適応型合意形成モデル 集団Ｇとして所属するエージェントの設定 選好関係から選好インデックスの算出 合意ステップt=0 エージェントと集団のインデックスが等しくなるまで以下を繰り返す 集団のインデックスの計算 エージェントの適応度による選好インデックス更新 t=t+1 これまでの問題点 エージェントの特性分析モデル エージェントの選好関係 合意された選好関係 集団との差異 合意結果に対する不満度 エージェントの合意後と初期の差異 エージェントの選好関係 合意された選好関係 集団との差異 合意結果に対する不満度 エージェントの合意後と初期との差異 実験１ 従来の合意結果 ＦＧとＦＩの時間的変化 不満度による得?損の比較 実験２ 実験２ 不満度分布の比較１ 戦略１と戦略６の適応度α=0.1の場合 不満度分布の比較２ 戦略３と戦略６の適応度α=0.5の場合 不満度分布の比較３ 戦略５と戦略６の適応度α=0.9の場合 不満度分布の比較４ 実験３ 時間的制約 最大合意回数Tまでに、適応度を均一にする 適応度戦略 時間的制約あり適応度１（反転） 適応度戦略 時間的制約あり適応度２（硬化） 適応度戦略 時間的制約あり適応度３（軟化） 不満度ＦＩの比較（戦略１～５と戦略６） 不満度ＦＩの比較（戦略６と戦略７?８?９） 不満度ＦＩの比較（戦略６と戦略１０?１１） 合意回数（実験２，３） シミュレーションのまとめ 適応型合意形成について 集団インデックスに依存しない合意方法FISMによる合意 集団に属するエージェント選好関係の比較行列から、未知?不一致要素をもとに含意を求め、合意形成の効率よく行う FISMによる集団合意形成の流れ おわりに 適応型合意形成モデルにおけるエージェントの特性分析 近江　潤明　　三田村　保 大堀　隆文　　栗原　正仁 指定時間　　までに、エージェントの適応度を硬化させる。 頑固 柔軟 普通 普通 頑固 指定時間　　までに、エージェントの適応度を軟化させる。 柔軟 頑固 柔軟 普通 普通 同質集団と混質集団の比較 同質 混質 時間的制約無し、反転との比較 無し 反転１００ 反転２４ 反転１２ 時間的制約無し、硬化、軟化の比較 無し 硬化 軟化 ※非合意集団は平均合意回数は１００として計算 12 49 6 8 15 44 2 3 37 62 100 平均合意回数 0 428 1 1 1 379 0 0 341 586 1000 非合意集団数 軟化100 11 硬化100 10 反転12 9 反転24 8 反転100 7 ランダム 無 混質 6 0.9 5 0.7 4 0.5 3 0.3 2 0.1 無 同質 1 適応度 時間的制約 集団 戦略 実験１ 集団における合意形成において、選好関係の時間的変化の確認 不満の有無、優劣を確認、損得の評価の例示 実験２ 集団数?エージェント数?選択肢数を増やすことで、合意形成 における不満の分布、適応度の影響を確認 実験３ 集団の適応度に時間的制約を加えた場合、その時期や制約の 違いにより、集団の不満への影響を確認 選好インデックスにより、比較的簡単に定量的なランクから 短時間に合意の選好関係を得ることができる。 選択肢の本来の上下関係が失われるため、より複雑な選好 関係を示すことが困難。 複雑な選好関係を持つ場合、選択肢数が多い場合に対応する為、 エージェントそれぞれの選好関係を生かす合意形成が必要となる。 長所 短所 未知?不一致要素のみ合意形成の対象とするので、選好関係の特色を 生かした合意形成ができる。　よって、より複雑な集団の合意に対応できる。 エージェントの主張や議論のより良い方法の模索 集団Ｇとして所属するエージェントの設定 選好関係から比較行列の作成 比較行列から随伴含意行列を求める 比較行列に未知?不一致要素がなくなるまで以下を繰り返す 比較行列と随伴含意行列をエージェントに公開 エージェントが主張を個々の比較行列に適用する 集団としての比較行列と随伴含意行列を求める * * 本研究では、個々のエージェントの挙動を分析し、そのエージェントの 属する集団で合意された選好との関係を多角的に検討する。 定量的に合意しているが、その合意結果