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  • 2017-02-06 发布于湖南
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和本の世界2-book

明治大学リバティアカデミー 講義概要 2011年7月15日 新版?ゆっくり学ぶ江戸の古文書 和本の世界2 江戸?世界に冠たる出版王国を支えたもの はしぐち 橋口 こ う のすけ 侯之介 江戸時代の出版量 45 万点の和本デー タベース「日本古典 籍総合目録」から成 立年代の明確な 10 点を年代別に集計 (『続和本入門』か ら)。なだらかな線 は、近似曲線。傾向 をあらわす 商業出版の成立 物之本とは、現代でいえば古典や学術書?専門書、宗教書のような硬派の本のこと。まず17世紀の江戸時 代前期はこの分野で本屋が成り立った。 『伊勢物語』や『源氏物語』などの古典作品は、江戸時代に版本として商業出版されたことから幅広い層 に広がり、一般に普及した。その役割は一部の専門家(文字を読み書きできる者〈リテラシー〉)だけを対象と するのでなく、その入門者にまで層を広げたことにあった。この人たちを「中間的文化層」とか「中間読 書人」といって注目されている。 近松門左衛門作『国性爺合戦』正徳 5 年 板木が財産になる (1715)初演。浄瑠璃 7 行本。 活字版は木版本のよさを再認識した。たしかに開板には手間や経費 がかかるが、板木を保管することで、増刷ができ、長期間の発行を可 能にした。息長く売ることで、コストを吸収していくことができた(活 字ではいったん組んだ文字をばらしてしまうので、再版はかえって手 間がかかった)。 つまり板木を財産とすることで、長期の収益を確保しようとしたので ある。したがって、板木を持つこと(蔵板という)が出版の表明であ り、権利として認められた。これが江戸時代を通して出版活動の基本 的形態になる。物之本とは、内容が「陳腐」にならないもの。板木や その権利さえあれば、百年、二百年単位で売られた。 草紙?大衆本の世界 〈本〉に対して、大衆向けで格が落ちるとされてきた本を草紙という。 さ う し 平安時代は、草子(冊子、草紙)だった『枕草子』や『源氏物語』な どの古典は江戸時代になると物之本に格上げされ、かわって室町時代 とぎぞ う し か な ぞ う し の小説(お伽草子)や当代(江戸前期)の書き下ろし小説は仮名草子 といわれ、西鶴などの浮世草子も草紙とされた。 1 草紙を出す店と、本屋はそ れぞれ別に存在したが、江 戸時代中期になると、仮名 草子、浮世草子は本屋の側 におさまり、草紙屋はさら に大衆本を出すようになっ た。それが浄瑠璃本である。 演劇とのコラボレーション 草紙屋のスタートは人形浄 しょうほん 瑠璃の台本(正本という) を本にすることから始まった。 八文字屋八左衛門板 『役者一会桜 京之巻」。役者の評判記。すなわち今の芸能雑 誌のようなもの。八文字屋は京都の草紙屋である それに絵を入れて劇場で見な くても本で楽しめる趣向にした。題材は室町時代からのお話、お伽草子が主体だったが。17世紀末になる と近松門左衛門が登場し、書き下ろしの台本が生まれる。それがヒットし、そこから歌舞伎が発達する。 歌舞伎も以前から上演されていたが、はじめは浄瑠璃の方が人気があった。しかし「現代劇」になると人 形では物足りなく、演じる役者に人気が出てくる。以降は歌舞伎が演劇の主流となり、本も歌舞伎と組ん で、お互いに人気を助長させていった。大衆本と演劇は切っても切れない関係である。錦絵の絵柄も大半 は役者絵である。 活発な江戸の大衆本 じ ほ ん ど う や 江戸では、草紙屋を地本問屋ともいった。江戸開府から150年たった18世紀中頃以降盛んになる。その代 うろこがたや 表格が鱗形屋という本屋。 ここは江戸の先導役として、17世紀末から大衆向けの本を出してきた。始めは題材はお伽話など子供向け きびょうし で、安いものだった。表紙の色で、赤本?黒本などという。18世紀の中頃から出はじめた黄表紙から、内 容も大人向けの娯楽小説になっていき、山東京伝、曲亭馬琴などの流行作家が生まれていく。 しかし鱗形屋の活躍はここまでで、次の世代?蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)が登場する。 遊里を題材にした読み物?洒落本、ガイドブックというべき「吉原細見」で稼ぎ、黄表紙作家を育てて大 衆本界を引っ張った。浮世絵画家も開拓し、錦絵として売り出す一方、本の挿絵も描かせた。 くさぞうし 赤本?黒本や黄表紙を別名、草双紙ともいった。紙 も漉き返し*を使い一冊は五丁だての薄い本で、かな り安く売った。文化文政頃までは一冊十文たらず。 今なら二、三百円程度だった。 しかし、話がおもしろく続きが読みたい、もっと込 み入った話がいい、と読者の要望も高まり、五丁だ て三冊セットの黄表紙では物足りなくなってくる。 そこで、19世紀になると、より長編

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