朝食-铃峯女子短期大学.ppt

夕食時間の年次推移（小中学生） 夕食を19時以降に食べる子どもの割合は増加傾向 特に，20時以降に食べる子どもは平成５年と比べて5.4?????増加 平成17年度　国民健康栄養調査　結果 * 朝Ｇｏ飯 ～一日の始まりのための朝ごはんの大切さ～ 鈴峯女子短期大学　食物栄養学科 　　 　　　　山内　有信 栄養学修士 管理栄養士 栄養とは??? ニンジンに栄養が　　ある ? ない 肉に栄養が　　　　　　ある ? ない 体に必要な成分を外界（食物）から摂取し， 消化?吸収を行って，エネルギーや体構成 成分を合成する一連の営み。 体に必要な成分＝栄養素（栄養の素） 朝食欠食率（15歳以上）の年次推移 （厚生労働省「平成15年度国民健康?栄養調査報告」より） 年代別朝食欠食率（１歳以上） （厚生労働省「平成17年度国民健康?栄養調査報告」より） 朝食の役割 １．朝食は，長時間の空腹状態に適応した人体の 　　生理状態に，新しい刺激をもたらす。 ２．身体のリズムに深い関係のある内分泌系や 　　自律神経系に大きな影響をもたらす。 ３．食事誘発生産熱といった食事に伴う不可避的 　　発熱効果を持っている。 ４．各栄養素の１日摂取充足率を確保することに 　　貢献する。 ＺＺＺ???? 脳は主としてブドウ糖のみをエネルギーとして利用する 脳と血糖値 血糖値が十分 血糖値が不十分 朝食と精神 【朝食の役割】 ○長時間の空腹状態に適応した身体を目覚めさせる 　　（血糖値は下がっている） 【朝食を摂取すると】 ○血糖値が上昇し，脳が目覚めて活性化する 【朝食を欠食すると】 ○血糖値の上昇が不十分で，脳の興奮が不足し， 　 うつ状態になったり慢性疲労に陥る。 食事のバランスと心のバランス キレるとうつは紙一重 （脳のしくみの車での例え） 　脳のしくみを車に例えると，車はアクセルとブレーキでスピードをコントロールする。同じように，脳は「興奮させる伝達物質」と「抑制する伝達物質」の微妙なバランスで，脳の興奮状態を適度に保っている。 　アクセルを踏むことによって供給量が増加するガソリンに相当するのが，脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖（グルコース）と例えることができる。 　エンジンを全開し続ければオーバーヒートするように，脳の興奮が過度になれば，不安，不快感，恐怖を覚え，ときに衝動行動をとる（キレる）ようになる。逆に，エンジンの吹き上がりが悪いと思うように動かないのと同様に，脳の興奮が不足すると気分が落ち込む（元気が出ない，うつ状態）。 脳へのブドウ糖供給が不十分の場合 脳の興奮が不足し，うつ状態になったり慢性疲労に陥る。 脳へのブドウ糖供給が過剰の場合 血糖値を下げるために必要以上にインスリンが分泌 ※逆に低血糖となる 血糖を引き上げるために，グルカゴンのほかにアドレナリンなども分泌 ※アドレナリンは，興奮性伝達物質（怒りなども含む） アドレナリンの過剰分泌によって怒った脳はまともに機能しない ※キレる 長期に続くと，アドレナリンを分泌する副腎の疲弊を招く。 完全に脳はバランスを失い，心も乱れる（キレる?うつ状態） 朝食が体格?体力におよぼす影響 （文部省：日本人の体力?運動能力について調査） １．男子についての体重だけは，小学校，中学校，高等 　　学校で全く食べていない方が高値であった。 ２．運動能力のテストでみると，朝食欠食群は，50m 　　走をはじめ，いろいろな種目で合計点が劣っていた。 ３．体力診断テストでも垂直飛びなどもほぼ合計点で 　　劣っている。 体力 平成14年東京都児童?生徒の体力テスト 体力 平成14年東京都児童?生徒の体力テスト 解析内容 【朝食摂取と体格，体力および栄養素摂取状況の関係】 １．調査年度 　　 2000年度および2001年度 ２．被験者 　高校生を中心とした男子スポーツ選手502名および女子スポーツ選手227名 ３．調査項目 　体力測定（ATP/CP系????，最大無酸素???? ，膝伸展?屈曲???? ，握力，背筋力，ＶＯ2max） 　生活活動調査，食事調査は（食品摂取頻度法） ４．解析 　BMI，体脂肪率，エネルギー出納，栄養素平均充足率，体力評定平均について実施した。 　解析のための基準となる朝食摂取状況としての指標は，生活活動調査で得られた各被験者の消費エネルギー量の1/3を朝食摂取目標量とし，それに対する朝食摂取エネルギー量の比（％）である朝食摂取充足率を用いた。 　また，栄養素平均充足率は，3,000kcalを目標としてスポーツ選手に合わせて設定した。 男子502名，女子227名での解析。 朝食摂取充足率は，個々人の１日の総消費エネルギー量の1/3とした。 朝食摂取量充足率