解剖発生学第3回中间试験(発生と発生工学).doc

解剖発生学　第3回中間試験(発生と発生工学) A?Dの記号を 、解答用紙(別紙)に記入せよ(80点満点／40問)。 A: Aのみ正解 B: Bのみ正解 C:AとBともに正解 D:AもBも正しくない 各問2点 問1 A　受精は子宮で起こる B　着床は受精後3日目に起こる 問2 A　脊索突起は尾側に向かって伸びる B　脊索はその後脊髄になる 問3 A　消化管上皮は内胚葉由来である B　神経は外胚葉由来である 問4 A　生殖腺は中腎から発生する B　生殖細胞は体腔上皮から発生する 問5 A　卵管はミュラー管からできる B　子宮はウォルフ管からできる 問6 A　ガルトナー嚢腫はウォルフ管遺残物である B　精巣垂はミュラー管遣残物である 問7 A　精嚢と前立腺とは発生起源が同じである B　大陰唇と陰嚢とは発生起源が同じである 問8 A　原始線条から陥入する細胞は外胚葉を形成する B　上腕二頭筋やヒラメ筋は側板中胚葉の壁側板からできる 問9 A　頭頂骨は軟骨内骨化によりできる骨である B　上腕骨は膜内骨化によりできる骨である 問10 A　二分脊椎では排尿障害や排便障害を合併しやすい B　脊索は神経管を誘導した後、椎間円板の中心部(髄核)になる 問11 A　小児の脛骨の縦方向の成長は、骨端板(骨端軟骨)の分裂増殖による B　成長が終わった成人には骨端横(骨端軟骨)は存在しない 問12 A　嗅上皮の嗅細胞や内耳平衡斑の有毛細胞はプラコード由来である B　オトガイ舌筋や上直筋は鯉弓由来の筋である 問13 A　メッケル軟骨は第2鰓弓由来である B　茎突咽頭筋は第3鰓弓由来である 問14 A　第1咽頭嚢の内胚葉性上皮は上皮小体になる B　甲状腺は舌盲孔の位置から気管にまで下降してできる 問15 A　正中唇裂は内側鼻隆起と上顎隆起の癒合不全によりできる B　上顎骨の左右の口蓋突起の癒合により1次口蓋ができる 問16 A　造血は胚内のみで起こる B　原始心内膜筒は、将来口となる部分よりも前方に発生する 問17 A　冠状静脈洞は左の静脈洞角から作られる B　平滑な内表面を持つ部分の右心房壁は、肺静脈壁が心房内に取込まれ広がった部分である 問18 A　心内膜筒の心室部は、最終的に右心室となる B　卵円孔は心房の二次中隔にできた開口部を指す 問19 A　動脈幹円錐隆起の形成においてラセン状ねじれが起こらないと、右心室は大動脈と、 左心室は肺動脈幹と連結する B　産声とともに卵円孔が凍やかに閉鎖する理由は、肺循環の活性化による左心房圧の上昇である 問20 A　原始心内膜筒に連結する大動脈の上行部は、背側大動脈に由来する B　背側大動脈の頭方への延長部が内頚動脈である 問21 A　大動脈弓は右第4鯉弓動脈により形成される B　肺動脈と大動脈を結ぶ動脈管は左第5鰓弓動脈が作る 問22 A　右の後主静脈は下大静脈の基部となる B　奇静脈系の大部分は、体幹の背側を走る主上静脈が形成する 問23 A　卵黄静脈は、門脈やこれに注ぐ上腸間膜静脈や牌静脈となる B　静脈管を通ることにより、肺静脈を流れる血液は肝細胞索を通らずに直接下大静脈(肝静脈)に入る 問24 A　卵黄腸管により、原始腸管と卵黄嚢とはつながっている B　卵黄腸管に連結する部分の腸管を栄養するのは下腸間膜動脈である 問25 A　胃の長軸方向の90度回転により右迷走神経は前胃枝となる B　発生中の食道や胆管は、内胚葉性上皮の増殖により1次的に内腔が閉鎖する 問26 A　胎児期に起こる腸管の生理的臍帯ヘルニアは、小腸や結腸近位部の急速な伸張により起こる B　中腸ループの回転方向や腹腔への復帰順番が狂うと、横行結腸の前方を小腸が通過するような 発生異常が生じうる 問27 A　肝細胞は、横中隔の中胚葉性細胞が増殖したものである B　主膵管の近位部(十二指腸側)は腹側膵芽に由来する 問28 A　尿直腸中隔の形成により、排泄腔は肛門直腸管と尿生殖洞に分割される B　メッケル憩室が遺残する場合、空腸の腸間膜付着側に存在する 問29 A　気管や肺は、咽頭の内胚葉性上皮が前下方へ増殖伸長したものである B　産声時の新生児の肺胞の膨らみには、II型肺胞上皮細胞が重要な役割を演じる 問30 A　尿生殖堤では、生殖器は外側に、泌尿器は内側に位置している B　ヒトでは、最終的に腎臓になるのは中腎である 問31 A　腎臓内部の集合管は、中腎管(ウォルフ管)から芽出する尿管芽に由来する B　発生の進行につれ、腎臓は性腺と一緒に下降する 問32 A　腹膜とは、2葉の側板中胚葉の間にできた腹腔の内面を被う中